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個人開発に関するテックブログ

ウェブの進化がもたらすものとは?

今日はかなり難しいテーマについて考えていきたいと思う。先ほどのツイートでも紹介した動画を見て色々と考えた。
http://on.ted.com/8J2G
まだまだ思考力の浅い学生の意見で、ありきたりかもしれないけど大事なことだと思うので書いておこう。


これをみて誰もがスゲーって思うだろう。特に地図と実際撮影されている動画を組み合わせている所。どの場所で誰が何をしているのかが一瞬でわかってしまう。俺としては画像を認識してそれに合ったサイズに調整する技術とか難しそうですごいなぁと感心してしまった。


こういう技術がどんどん登場してくることはエキサイティングでいいことであるとは思う。
今では買い物や様々な手続きはインターネットでできるし、ストリートビューでその場所に行かなくても何があるかが大体わかるようになった。人はその分、「移動する」という手間が省けたことになる。そして、余計に人間は自分の時間を持つことが可能となった。
これはいいことだ。でも、移動しないってことは「家からでなくても良い」ということになるよね。そうすると、余った時間を潰すのにも家の中で行うことが増えてくる。ネットがあると便利すぎるがゆえに、それを浴びるだけで、逆に自分からこうしたい!という野望が人々の間でどんどん無くなっていってしまいそう。それが鬱につながってきそうで怖い。
この現象は日本を始め、世界各地から問題として取り上げられてきている。今後益々これが広がっていったら、世界は鬱の人々で蔓延されてしまうんじゃないか!?


とまぁ将来ウェブエンジニアになる俺がこういうことを言ってしまうのはおかしいと思われるかもしれない。
でもこれから新しいモノを作っていく立場として思うことがある。インターネットに生じる問題をインターネットで解決すりゃいいのではないだろうかという点だ。具体的には、ネットを使って一人一人が自発的なアクションを起こせる場所を増やすことでこれが可能だと考えている。問題の原因は受動的なサービスによるもので、これは便利な反面、人間をダメにしていく。そこに自らの意志が育まれないからだ。だからこそ能動的、つまり自分から行動するサービスを提供することで、人々はその目的達成に向けて努力することが可能となる。

このような考えが正しいのかどうかはわからないけど、こういうことを考え続けていれば、何か新しいものを開発する時の役に立つと思うし、エンジニアとしての本当の役割ってのが何なのかが見えてくるんじゃないかな〜って思う。