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ミャンマー/ビルマ の現在を知り、今後を考える

タイは観光地としても有名で、バンコクとかは日本人の観光ランキングでは上位を取っているみたいですね。しかしそのお隣ミャンマーではそういったものとは裏腹に軍事国家として力で国民を抑えつけている現実があることを今日の講義で知りました。
現在はダムを政府が建てようとして、ダム付近に住んでいる住民を武力でどかそうとしているようです。ダムを作ることでお隣タイに電力を輸出し、お金を得ようとしているわけです。
そこで得たお金を何に使うのか? これが一番の問題で、なんと国内に使うのための軍事費に充てるのです。ミャンマー多民族国家で、武力組織がいくつかあり、それに立ち向かうために国家が軍事費を投入、それのせいでさらに各地に武力組織が増えていくという負のスパイラルに陥ってるわけですね。現在は天然資源を日本に輸出したり、日本からの支援でお金を得ているそうですが、これも軍事費に回っている現実があります。
にしてもひでぇよなぁ。その金で地雷を作って子供の足を一本無くしたりとか普通にあるからなぁ。


そこで色々考えたことがあるので忘れないうちに書いておこう。
日本はお金を色々な国に支援しているけど、これは逆効果なはずだ。これらのお金は政府の上の方の人たちにしか行きわたらず、国民のほとんどは恩恵を受けることができないのが現実だからね。 そういった国民はこのように思うだろう
「なんであいつらだけ楽な生活してるんだよ」
って。そうしていくと反乱が起こり、情勢が悪化していくんだろうな。だから平和じゃないと言われている国に対して、お金で支援すべきではない。代わりにどうすべきかというと、ノウハウだ。

日本は戦争に負けた。その時は全員が貧乏だった。だから全員で頑張っていこうという結束があった。その時は貧乏だけどみんなが一生懸命でよい経済を作り上げていったのだ。他の発展途上国もそうやって発展していくべきであって、日本はそういう経験をしたんだから他の国にも同じようにしてあげるのが最良の策なんじゃないのかな。


今日はビルマで活動されている方の話を聞いた。そこでは「今どうなっているか」って話はするんだけど、じゃあそれを解決するにはどうしたらいいの?っていう大事な話をしていなかったので、そういう話が聞きたいな〜って思う今日この頃。