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チームビルディングと評価制度

何より古くから行動を共にした仲間の存在が大きかった。
彼らのおかげで、勢力を増した他のチームにいる友人を勧誘していくことができた。 従来の大々的に募集をかけてメンバーを集める方法とは違うやり方で勢力を伸ばしていくことを可能にした。
しかし、そうやって入ってきてくれた人は、他のチームに誘われたらすぐにウチのチームを辞めて移動してしまいがちな人である。そこでいかにして彼らをウチのチームに留まってもらうかが最大の課題となっていた。
そこで俺が注意した行動をいくつか挙げておこう。

・自分はリーダーだけども偉そうな態度を取らないこと。メンバーと気軽に話せるようなリーダーでなければみんながついて来れない。一部のメンバーだけで会話するようなリーダーがいるチームは、そのほとんどが廃れて行っている。もしメンバーに意見・指示を出す場合には、全体の前ではなくて個別に話しかけるようにした。 全体への意見を出すのはサブリーダーに任せる(もちろん自分で言うときもある)。 リーダーは一般のメンバーとサブリーダーの潤滑油的な存在が良いと思っている。
・評価制度の徹底。 長い付き合いだから、仲がいいからといった理由で昇格をしてはならない。明確な昇格基準を設けるべきである。ウチのチームの場合、いかに参加してくれるかという評価基準だけで昇格している。そうすることで、メンバーの定着を可能とした。
・自分がチームに大いに貢献できるような存在であること。どんなに優秀な人が来ても、リーダーがしょぼいとみんなすぐ辞めていく。まずはリーダーが必死で努力している姿を見せて貢献をしていくと、自然と部下も優秀になっていく。意外とこれを忘れているチームが多い。
・反省と目標を共有する。毎回戦いが終わった後には反省を行い、何がいけなかったのか、そしてどうすれば改善できるのかを一部の人たちと話し合う。目標は最終的な目標とすぐ先の目標の二つを持っておくとよい。
・習慣の継続を怠らない。 少しでもリーダーが休むと全体が休む。続く集団にするためには自分が続かなければならない。チームが弱くて辛い時も、習慣は怠ってはならない。


これら全ての要因が重なって、今の強く、続く集団を作ることを可能にしたと思っている。 実は全てリアルの世界でも同じことだ。バーチャルの世界とは言え、結局やっているのは人間。
特に一回目のチーム立ち上げの失敗はかなり重要だった。これがあって、しかも諦めずに二回目のチームを立ち上げたことが成功の最大の要因だろう。自分で失敗体験をしてこそ、わかるものだ。


結論:良き集団を作る方法 = 諦めないで続けて、その度に学ぶ