設計ってめっちゃ大事。開発より大事かもしれない。
設計をやっていないと、方向が定まらない。何を作れば良いのかがわからない。だから作る前に何を作ろうかちょっと考えて作り始める。
これがめっちゃ効率が悪い。それで本当に良いのかわかんないまま作るし、毎回作る前に考えて作っていかないといけない。そして大抵後になって重大な欠陥に気づく。
設計をやっていると、途中で問題が起きそうになる点がコードを書く以前にわかる。これは本当にその通りでよく言われる話だ。 それもあるけどもっと大事なのは、これから作ろうとするものがモヤットしているのから明確になっていくことにある。次にやらなきゃいけないことが明確になる。目の前が見えるからやる気になってちゃんと設計する。
プログラミングをやりはじめた当初は見切り発車が大好きだった。考えたことが実現できるプロセス。これがたまらない。でもこれからやろうとしているのはもっと大きなこと。頭の中で完結できるようなちっちゃなシステムじゃない。たくさんのモノを細分化して組み合わせなきゃいけない。だから設計は必要だ。
ある人は言う。「ソフトウェア開発手法なんていらない。技術力があればそれでいいんだよ。」と。 技術力ってのは結局のところ、経験とこれからに対する入念な準備。この2つしかないと自分は思う。その2つがあれば、確かにソフトウェア開発手法の導入どうたらなんて関係ないように思える。そんなの勉強してるくらいなら違うの勉強した方がいい。
こういう概念的なことしか書いていないときはプログラミングをやっていない時である。w でも今、ちゃんと設計ができあがってきてとても満足している。今回の件はこれから一緒に開発をしていく友人に教わった貴重な経験だ。
だから今回このブログを書いた。