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さぁ、思い切って"IE未対応"を公表しよう

今更ながら、"IE"である。これは常々Webプログラマーを悩ませ続けたブラウザである。このブラウザだけ不思議な挙動を起こし、そのための対応に時間を取られる。まさにweb開発の負の側面であり、誰もが嫌う作業だ。そこにクリエイティビティなどない。

はて、なぜこんなにも不評なIEをみんな対応し続けなければならないのだろう? それは日本人の IE利用率が高いからに他ならない。

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これを見てみると、IEが40%ものシェアがある。2位がChromeの32%。だがしかし、世界を見るとChromeが圧倒的な一位がほとんどである。

なぜこんな状況なのか?

理由は 日本のWebエンジニアがIE対応をしているから だと考える。上司に言われて嫌々ながらも対応してしまう。その対応をみんながするものだから、使っているユーザーがIEに不便を感じず、使い続けてしまう。だからIEのシェアが下がらずに、いつまでもIEの対応をしなければならなくなる。。

まさに負の連鎖だ。IE対応が嫌だと言いながら、その原因を作っているのはその対応をしている人たちというのは何とも皮肉な話である。

さぁ、思い切って"IEは未対応"を掲げよう! IE対応に手間暇かけている間に、HTML5を使ったクールな技術でユーザー体験を向上させよう。IE対応なんて数年後には全くいらなくなるが、最新技術を使った開発はその先数年後でも有用な機能になるはずだ。

皆が一斉にやればこの問題は一瞬で片付く。ユーザーはサービスがIEに対応していないから仕方なく他のブラウザを入れる。そしたらそのスピードや便利さにハマってもうIEに戻ることなんてないだろう。それほどには他のブラウザは優秀なのは皆知っているはずだ。

Webエンジニアのムーブベントに期待している。