@kimihomです。
TechCrunch Tokyo 2015 で Talkdesk のCEOが来日して日本で公演するようだ。
このタイミングで、改めて 同じ Twilio で構築されたコールセンター構築サービスである CallConnect を紹介したい。もし Talkdesk に興味を持って頂いたら、CallConnectも同時に比較していただけたらと思う。奇遇にも、CallConenct もTwilioのハッカソンから生まれたサービスである。
Talkdesk と CallConnect の違い
やはりここで気になるのが、TalkdeskとCallConnectの違いだろう。Twilio を使ったコールセンター構築サービスという点では同じだが、以下の点で異なる。
US の Twilio か、日本のKDDIのTwilioか
電話番号を購入する際、TalkdeskはUSのTwilioを使っているが、そこでは 050,03, 070, 080, 090番号などを購入することができる。一方、CallConnectでは、050番号と、USのTwilioでは提供していないフリーコールである0120, 0800番号も提供している。より本格的な窓口を作りたいのなら、フリーコールであることは必須ではないかと考える。
設定難易度
Talkdesk は設定を事細かに設定できる。この設定方法はSalesforceやZendeskのそれと似ている。 "とあるイベントが起きたら、これをする。"というあらゆるパターンを一つ一つ設定していく。つまり、これらのサービスを利用しているのであれば、Talkdeskは違和感なく利用できるかと思う。
その反面、そうしたUSで作られたサービスにあまり馴染みのない方は設定がやや煩雑な印象を受けるかと思う。 CallConenct は日本人向けにより直感的に設定しやすいよう、デザインにこだわって、よりシンプルにコールセンターを構築することができる。
機能
機能面では Talkdeskだと通話以外の例えばチャットやZendeskのチケットなど、あらゆる顧客に対するアクティビティが履歴として表示される。CallConenctは通話の履歴に絞っており、その他のサポートに関しては適宜Zendeskなどと連携していただくような形となっている。
他のIVRやPC電話などはほとんど大差なく利用できる。ただ、やはりTalkdeskの方がより事細かにコールセンターの個々の設定することができるので、詳しくは Talkdeskの機能と CallConnectの機能 を比較してみていただきたい。
連携先の違い
Talkdesk の機能としてあらゆる外部サービスと連携できる、とある。SalesforceやZendesk連携など詳細に設定することが可能だ。CallConnectも外部サービス連携に対応しており、特に日本のCRMツールなどにフォーカスを当てている。SalesforceやZendeskの他に、kintone との連携も提供している。
普段お使いのCRMツールなどからも比較をしていただけたらと思う。
日本語サポート
もちろん、日本語サポートを提供しているのは今のところ CallConnectのみだ。Talkdeskではこれから日本語もサポートするようになるかと思う。
どちらも無料体験可
Talkdesk も CallConnect も 無料でコールセンターの構築を体験することが可能だ。ぜひご自身で両者を比較し、検討していただけたらと思う。