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BtoBサービスにおける、種まきシーズンのお話

ども、@kimihomです。ちょいと間が空いてしまいましたが、元気です。

さて、今回はBtoBサービスに対するユーザー獲得について。先日、別サービスではあるが同じBtoB向けサービスを展開する会社さんとお話をする機会があった。そこで「イベントやセミナーが終わった直後に成果を求められて困りますよね〜」という話が挙がった。上の意見としてはお金払って出たイベントなんだから何かしら成果が出ないと困るということなんだろう。

BtoB はすぐに成果を求めない

しかし、BtoBはその人だけで導入が決まる訳ではない。そしてみんなが合意して話し合えるような時間を持たせることまで持って行くまでに時間がかかる。特に今の時期、12月の忙しい時期に新しいサービスを導入するかしないかなんて考える時間を持つことができないというのがほとんどの会社であることだろう。

それでも12月は割とイベントに出るようにしている。これがタイトルにある通り、種まきシーズンの重要性を感じているからだ。12月中にまずサービスを知ってもらえれば、後になって思い出してくれるようになる。例えば今年の振り返りとか、忘年会とかで、その課題を感じていて来年は改善しようとなったら、来年から本格的に検討してもらえる段階に映ることができる。

だから12月のサービスの営業活動はすぐに結果を求めてはいけないと感じる。新しいビジネスを始めるとか、オフィス移転するとか、そういった特別なことがない限り、今あるまんまでとりあえず今年は乗り切るというところがほとんどだろう。

種まきで意識したこと

12月は色々とイベントが多い。てことで積極的にそれに参加することにした。

そこで、サービスのことを宣伝するというよりかは、そのサービスで解決したいこと、私の場合「電話でひとまず社内で課題を感じられるようならまずは私に相談してください」と伝えるように意識した。「電話なら◯◯さんね」と思ってもらうようにした。

これで来年からどう変わっていくか、まだまだわからないが、こうやって実際に会うとよりメールとか返信してくれるようになるので、イベントに意識的に出てみるというのはいいことだと思う。懇親会が勝負だ。

所感

エンジニアだから営業はしなくていい、と思わないようにしている。エンジニアがこういうサービスありますよ、って言ってくれればそれで導入が決まることもあるからだ。むしろ情報感度の高いエンジニアに好かれるサービスを目指すというのは私の今後の意識していきたいアクションである。

www.bokukoko.info

BtoDサービスについて以前の記事で言及したが、そんな感じ。まだまだ試行錯誤ではあるが、引き続き研究していくとする。