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ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

スタートアップが自己資本で乗り切るために実践したいこと

スタートアップ

ども、@kimihomです。

前回の記事で自己資本で3年やっていけと書いたが、現実的に考えてそんなキャッシュ貯められない、と嘆く方もいるかと思う。そんな方達のためにどうすれば自己資本でも乗り切ることができるのか、考えていきたい。

本当に"今" 起業しなければならないのか?さもなくばまずは会社で働いて貯金しよう

もっとも基本的なこと。お金がないなら貯めればいい。外食を避け、旅行に行かないようにすればいい。できる限り実家から出勤orリモートワークする。それだけで3~5年働けば4~500万は勝手に貯まる。起業したいのにお金が貯められない(旅行や外食・買い物を止められない)んだったら、お金すら貯められない程度の熱意しかないってことで起業自体を諦めたほうがいい。とても簡単なことである。

ただ節約の中で注意したいのは勉強だけはお金を出すのをケチらないようにすること。欲しい・学びたいと思った本や分野があれば迷わず購入したいところ。その熱意があるうちに、その本を読みきって自分のスキルにしよう。これが後々の起業に大きく役立つことになる。

ところで個人的には最初は割と大きな企業に就く方がいいと思う。あまりに小さすぎるスタートアップに入ると、休日も仕事のことしか勉強できなくなってしまい、自分の"勉強したい"というモチベーションとは正反対の技術を学ばないといけなくなる可能性が高くなる。甘い言葉に誘われて他のスタートアップにジョインしないことだ。株式会社の仕組みとか無知のままジョインしてしまうと、リスクがあるのに給料は普通で馬車馬のように働かされる場合がある。"それも勉強"と思って選択を失敗してしまうのは勿体無い。

あらゆる欲望を捨てて、貯金を切り崩しながらプロダクト開発を続けると、プロダクトに対する異常な情熱やこだわりが芽生えてくる。サービス開発に本気になることができる。

www.bokukoko.info

副収入を得る

最近はいろいろな方法で収入を得ることができるようになっている。ただ、副収入というからには、後々起業する本業が疎かにならない程度に続けられるものである必要がある。私の場合はアプリの広告収入だったり、シェアリングエコノミー系のサービスだったりする。株に詳しければそうした投資も貯金の中から続けていくと良いだろう。

今後減り続けるキャッシュに不安を抱え続ける前に、多少でも収入があれば心の拠り所ができるだろう。また稼ぎ方というかそうしたものに企業に所属しているうちからチャレンジするというのはとても大事なことである。

これは確かにとても難しい。基本的には"副産物"という考え方がいいと思う。例えば技術を勉強しているなら、それを使ったアプリを作ってみる。会社経営の勉強をしているのなら、その類のブログを書いてみる。デザインを学んでいるのなら、どこかに出品する。知恵を絞って考えるしかない。

実家で働く

東京に実家がないからというだけで東京で一人暮らしするには、家賃はあまりに高すぎる。やはり一番いい方法は実家で働くことだと思う。最近は社内の連絡は Slack, ChartWork, TypeTalk など、MTGはappear,in、顧客とのメール連絡は Zendesk、電話対応は CallConnect というように、あらゆるコミュニケーションツールをクラウド化することで企業に勤めて働くのと何ら変わりなく仕事ができるようになっている。リモートワークだ。リモートワークが孤独? 夢と今の孤独を比較して大きい方を選べばよい。

もちろんこれには親の理解が何よりも重要だ。食費とか家賃を毎月ちょっとくらい払うくらいの気遣いは家庭によっては必要かもしれない。Google や Apple も最初はガレージ裏だ。熱意のあるニートみたいなものである。

こうすることで減っていくキャッシュを極限にまで減らすことができる。3年は給料なしで自分のスタートアップに100%注ぎ込めるだろう。

受託開発は本当に最終手段

あと1か月で貯金が尽きる。そこまで行ってしまったら受託開発などをして目の前のキャッシュを稼ぐしかない。ただ注意したいのは、その成果物は完全に相手のものになってしまうので、残るのは多少のお金と自分の多少の経験だけということ。最も大きな問題は、集中していたプロダクト開発が途切れるので、熱意が中途半端に分散されてしまう点にある。

少なくとも、自分のメインのプロダクトに活きる技術開発などの案件を扱いたいところだ。そして作るだけできっぱりと終わることのできる案件でないといけない。保守管理は今後の自社運営に大きな支障をきたすことになる。

終わりに

基本的にお金を使わないようにすればいいという至極単純な思考。Webやアプリのスタートアップならお金がかかるのなんて家賃、人件費とちょっとしたサーバー代くらいなんだから、3年間給料なしでやっていくってのは割と現実的に可能なことだ。

その這いずりながら生きた3年間によって異常なまでのモチベーションが生まれ、サービスや会社の文化が醸造されていく。そうした過程をはしょった先に待つのは・・。きっと近道なんてないのだろう。私はそう信じている。