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ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

良い Web サービスを目指しましょう

スタートアップ

ども、@kimihom です。

良い Web サービスを作りたい。皆そう思いながら試行錯誤を繰り返していることだろう。この「良いサービス」ってのの価値観は人それぞれだから、チーム内で考えを統一させるってのは非常に大事な要素となるかと思う。そうしないと、デザイナーもエンジニアも、「こんな機能をデザイン/実装したくないなぁ」と思いながらも嫌々やるような事態が発生する。そういうタスクが一つでも出てくると、自社のプロダクトに自信がなくなり、やがて全てが中途半端で終わるようなことになる。

本記事では、プロダクトに対する意思統一のための参考として良いサービスとは何かについて記してみようと思う。いつの間にかもう年末だしね!

"このサービスはこれ" というサービス設計

「このサービスは、〜のサービスです。」あなたのサービスは、〜を埋められる自信を持って言える機能はあるだろうか。サービスを一言で言えるプロダクトでなければ、作ってる側も使う側も混乱するプロダクトになってしまう。ユーザーがコンセプトを理解できないサービスだと、誰がどんなタイミングで使えばいいサービスだかわからなくなってしまう。これではいけない。

飲食店がいい例だ。「あの店のハンバーグは絶品だ」という印象を持ってもらえれば、顧客はハンバーグが食べたくなったらその店を検討することだろう。「あの店はとりあえずさくっと食べられる」という印象を持ってもらえれば、近くにいて時間がないときにその店を検討することだろう。人は一度店に訪れると、その店の印象を自分で決めて、次来るときのタイミングを意識して決めているものなのだ。そして、その「トリガ」とも言える店の特徴がない店だと、再び訪れることがなくなってしまう。

あなたのサービスにも同じことが言える。ユーザーはどんなときにあなたのサービスを使うのか。その基本をしっかりと忘れずに持ち、ユーザーに発信し続けよう。

サービス運営を続ける上で、とても大事な点がある。それは、「ユーザーに印象を持ってもらえたら、それを変えずに保ち続ける」ということだ。例えばとあるアプリで、広告が出なくて見やすいものがあったとする。ユーザーはサービスの気に入っている部分があったので毎日続けていた。そこに広告や押しづらいボタンやメニューが出てきたら、その時点でユーザーはアプリをアンインストールする。ちなみに私の場合、とあるアプリの通知がたくさん来るようになってしまった時点で、そのアプリをアンインストールしたことがある(Sm~N~ とか Ab~T~ とか)。同じような行動を取ったことのある方は他にもいるのではないだろうか。

人はサービスを使い始めれば、そのサービスを使うことが習慣になっていく。その習慣を決して壊すようなサービスにしてはならないのだ。

どんどん担当が変わっていくプロダクトオーナー。利益重要視の経営思想。常に指標だけを追い続ける指針。急激に増え続ける人。これらはやがて思想がはっきりしないサービスとなっていく。どうやって思想を保ち続けられるか。考えてみよう。

最終の意思決定者を常に創業者にする

大きな組織でもうまくいってるサービスってのは、創業者が最終決定をすべて下している。創業者の一声ですべてが変わってしまったりすることもあって、部下は振り回されて大変だ。けれども、一番思想を持っている創業者がその機能を出すか出さないかを決め続ければ、ユーザーの期待を裏切ることはないだろう。部下からすれば創造性もなくツマラナイことなんだけど、残念ながらこれはうまく機能する。部下がツマラナイと思って辞めたとしても、最終意思決定の創業者が変わらなければ、部下の替えは効くのだ。

部下に最終的なプロダクトの意思決定の権限を任せるってのは良い上司に思われる要因の一つだと思われるかもしれない。確かに、部下としてはそっちのほうが働いていて楽しいし、いろんなチャレンジができるから伸び伸びとできる。しかしプロダクトを作り始めた強烈な想いを持っている人が意思決定を担当しないと、そのサービスはやがてぐちゃぐちゃになって破綻する。私は開発者が伸び伸びとしながらもサービスがグチャグチャになってユーザー数が全く伸びず、最終的にサービスクローズしたプロダクトを今までたくさん見てきた。

もし部下として創業者に振り回されるようなことなんてしたくないよ!って場合は、自分が創業者になるか、創業者と自分の考えが完全一致する企業に入るかしたほうが手っ取り早い。考えの合わない創業者と仕事をしたらダメなのがココにある。

人を増やしていく上で大事なのが、理念の共感だって前に書いたけど、創業者が最終的なプロダクトの意思決定をを下す中で、創業者との考えに合わない機能を開発されたりデザインされたりしないようにするためにも大事なことなのだ。思想に完全に共感した社員であれば、その人が作ったものと最終的な意思決定者との差分がどんどんなくなり、何も言わなくても目指すプロダクトを実現することができる。そんな状態がやっぱり理想だよね。

www.bokukoko.info

全てロマンからだ。技術は後から付いてくる。

社長は社員に同じ夢を見てもらおう。みんなでやれば、その夢は実現できることを強調しよう。社員は創業者の夢に共感できる職場を選ぼう。夢の実現のためになら、多少辛くても頑張れる。夢がなければ辛いことは誰も続けられないからね。

今ある技術力なんて本当にどうでもいい。本気で何かをやろうと思えば、自然に人は勉強し技術力をつけることができる。技術なんて最初から持っていなくたっていいのだ。

夢の実現に向けて、あなたがどうやってメンバーの一員として役立てるのか。あなたの力を発揮出来るポジションは何なのか。そんなモチベーションで勉強する知識や技術は、とても貴重なものになる。資格試験で勉強したような当てつけの技術力とは比べ物にならないほど大事なスキルだ。

それはなぜか。「やらされているのはでなく、やっている」という感覚になれるからだ。主体的な行動ほどビジネスにおいて大切な要素はない。自らがやっている感覚になれば時間を忘れて没頭できる。(~時まで頑張ったらおやつが出る) みたいな学生の受験勉強みたいなのは一番やってはいけないパターンだ。

仕事が罰ゲームみたいなのって辛いよね。人生のほとんどを辛い時間に捧げるなんて、不幸なことだろう?そう思っている方がいるなら、仕事以外に最高の喜びを見つけるって方法を選ぶか、仕事自体を最高にさせるか。改めて考えてみよう。

終わりに

年の終わりに仕事についての根本みたいなことを書いてみた。

さてあなたの 2016年は、楽しかっただろうか?

私は楽しかった。来年も楽しくなるように、良い Web サービスになるように、共に頑張っていこう。