ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

夢の正しさ

パチンコ王に俺はなる。友人は冗談交じりにそう言った。

楽して儲けたいという風潮の中、投資/ギャンブル/風俗などは手軽に始められて稼ぐことのできる方法だと一般的に認知されている。とりわけインターネットの世界ではアダルトサイトの広大さは計り知れないものがある。これらは依存性の高さに、国がたくさんの法律で固めているが、彼らは法律のギリギリのラインを超えないように日々頭を凝らしながらやっている。 基本的に金儲け主義の人は楽して稼ぐってのがセオリーだ。すぐに始められて、すぐに利益が出るもの。他の誰もがやっていないような"発想"や始めるタイミングの違いで勝負する。いいアイディアやビジネスを見つけた時の彼らの渾身の笑顔は、希望で満ち溢れている。

私はハッとした。ボクココでは常々夢に向かって努力し続けることの大切さを説いてきた。彼らもまた、夢を持って努力しているという人の一人ではないか。

それ以来、私は「夢を持つだけではいけない。"正しい夢"を持つことが大事なのだ」と感じるようになった。

ここで正しい夢について私の表現と近い名言をご紹介する。

松下幸之助『世の為、人の為になり、ひいては自分の為になるということをやったら、必ず成就します。』

「世の為」となると、関わる人全てにとって有益なことをしなければならないのがポイントだ。「人の為」ってだけだと、先ほどのギャンブルや風俗なども含まれてしまう。ギャンブルや風俗の利用者だけを見れば有益に見えるが、家族や関係者にとっては有益なことではない。

「ひいては自分の為になる」というのは、世の中に貢献しているという自負を持って物事をこなしていれば、それが自分の幸せにつながるってことだ。人の幸福ってのは「誰かの為になっている」ということで得られる。自分と目の前の人だけ楽しんでいるような状態ってのは、単なる娯楽に過ぎない。"楽しい"と"幸せ" は根本的に異なることだと私は考えている。

つまり正しい夢とは、「世の為、人の為になり、ひいては自分の為になる」ようなことを目指す形だ。世の為になるってんだから、簡単に早くそれを実現できるはずがない。だから短期的な利益や欲を望む人にとってはたどり着けない領域なのである。

世の中に貢献する人間に俺はなる。私は心の中でそう誓った。