ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

全ての企業がテックカンパニー化する世界

ども、@kimihom です。ちょっと気分が優れなくて一時的にブログ止まっちゃったけど、またコツコツ再開しようと思う。

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さて近頃は、日経電子版がめちゃくちゃ速いみたいな感じで話題になっている。

リニューアルした日経電子版が高速すぎてヤバイ件|こんぴゅ|note

本記事を読むと、確かに従来のウェブ開発に乗っ取った設計ではなく、Web や HTTP プロトコルの最新の機能を駆使してとんでもない高速化を実現したことが理解できる。日経のような大きな組織でこのチャレンジは本当にすごいことだと思う。

その技術力もさることながら、それを実現したのが新聞社だということが新しい時代を感じさせてくれる。本来であればニュースの記事を取材してそれを公表するのが新聞社のはずだ。それなのに、日本の Web 企業ですらなかなかチャレンジしづらかった最新技術への適用を日経がやってのけたってことが私にとってもっとも衝撃的だった。

そしてこの点から一つの真理が言えるだろう。これからはどの業界でもテックカンパニー化していくという点だ。"自分たちは専門外だから"といって技術を丸投げするような企業は改めてこの点について考えるべきだと思う。

テクノロジーが今後を左右するワケ

どんなビジネスにおいても情報は宝の山だ。顧客が何を望み、現状の何に満足しているのか。本気で情報を解析している組織にはそれをカンではなく確かな情報として理解することができる。どの時間に何をすれば顧客は購買してくれるのか。そんな傾向がわかれば、どこへ重点的にリソースを割くかといった戦略を立てることが可能になる。

これは例えるならマグロ漁師が沖へ出ていって、単なる勘で探しに行くのではなく、海の中をセンサーを使って覗きながら確実にいるとわかった状態で網を投げるといったのに近い。どちらが確実にたくさんの成果が得られるのか、想像に容易い。情報が全て筒抜け的な話でいうと怖くなるというか嫌だなと思う方もいるかもしれないが、そうしたちゃんと根拠に基づいた行動ができるようにならないと、今後どんどん相手が利益をかっさらって行くだけの状況となってしまう。

こんな話は今までそれなりの規模でエンジニアを抱えている企業だったら当たり前の話だったかもしれないけど、これが今後は他のどの業界にでも必須になってくる。そう考えると日本にエンジニアが足りないって言われるのは当たり前の話なんだと思う。

ちなみに今回の日経電子版は相当の知識や経験がないと踏み込めないところまでやってのけていることを考えると、優秀なエンジニアを自社で抱えてやっているように思う。実際何度かテック系のイベントを日経社が会場提供していたし、すっかりテックカンパニーになったように見える。

ページの表示速度が2倍速くなったってなら、他のニュースサイトに比べたら3倍以上は早いだろう。数秒ならあんま気にならないという話があるかもしれないけど、何百万ユーザーレベルの視点で見れば確実にユーザーにとってプラスに動く改善だ。

こんな変化が実はあらゆる業界で発生している。飲食チェーン、金融、商社、運送、農業まで全てがテクノロジーを駆使して業務の改善や分析をベースとした経営判断を行うようになってきている。そしてそれができるトップ企業だけが、海の中のセンサーを活用してマグロ漁をするかのように大量の成果を得られるような時代が既に来ている。

私たちはどうすべきか?

自分はエンジニアなので引き続き技術を学んでいくってところだけども、そうじゃない人でもプログラミングやコンピュータの基礎知識は持った方がいいと思う。そうじゃないとそもそも何ができるのかもわからない状態になってしまう。これではどんどん先を越されていってしまう。

テクノロジーを駆使した企業がどんどん成功して、そうじゃない企業はどんどん取り残されると、業界トップ1~2位の企業がほとんどを独占するような感じになると思う。上下の差がますます広がっていってしまうけども、競争社会ってのはそんなもんだろう。個人的にはあんまガツガツしたくないけど、それでもしっかりとテクノロジーを駆使するところはブレずにやっていきたいと思う。

終わりに

一部ではエンジニアを崇拝しすぎるのもどうかっていう意見もあると思うけど、エンジニアを軽視しているところは間違いなく今後取り残されるだろう。程よい関係を構築しながらエンジニアが長く、そして成長できる基盤を整えていくことがこれからの企業に求められることだ。

今回の日経電子版のニュースはそれほどまでにすごいと個人的には思った。