ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

相手を成功させるという考え方を持つべき理由

ども、@kimihom です。

今回は私の考える成功や目標の定義について書いてみる。

自分の成功を考えると失敗する

よくある話として、「"自分が" 金持ちになりたい」「"自分が"影響を与える人物になりたい」っていう目標がある。これはこれで素敵な話ではあるんだけども、実際にそれを続けるとうまくいかないケースが多々ある。

ビジネスってのはお客さんがあってのビジネスだ。しかしその反面、自分が成功しようと思った時に真っ先に考えるのは"利益"や"名声"だろう。利益は誰にでもわかる簡単な指標だから、何も考えずに目標として設定できる魅力がある。自分本意な目標を設定すると、以下のような行動を優先してしまう。

  • 新規顧客獲得を優先するために営業やマーケティングに力を入れる
  • メディア受けしやすい目立つ機能を実装する
  • 急速に規模を拡張する
  • 短期的に稼げるビジネスをする
  • 広告や採用などで背伸びをする

しかし、上記の対応は顧客にとっては何も嬉しくない対応だ。てなると、新規顧客が来たとしても、その顧客はサービスを他人に紹介するどころか、そのサービス自体を使い続けることも危うくなる。サービス運営者の目的の主語が自分たちである場合は、ろくなサービスを生み出すことはできないのはこれが理由だ。

その反面、自分の成功ではなく相手を成功させるというマインドを持つと、以下のような考え方に変わる。

  • 新規顧客よりも既存顧客を支援する
  • やみくもではなく、使って欲しい正しい顧客を選ぶ
  • 作ったサービスをコントロール可能な最適な人数規模に留める
  • 背伸びをせず正しく説明し、正直でいる

こうしたビジネスの考え方によって、顧客はサービスを信頼してくれるようになる。それが結果的にサービスを使い続けることになり、紹介までしてくれるようになる。

自分が成功したければ、"自分が成功する" という目線を完全に消し去り、相手を成功させ続けることだけを考える

一見矛盾したように見えるんだけど、上記の真理が成り立つと考えている。言うのは簡単だけど実施するのは本当に難しい。自分視点で言えば人の欲望は尽きないものだし、第三者の視点で言えば短期的な成長を求められる。これらの誘惑や期待をいかにして封じ込み、顧客視点を持ち続けられるかがビジネスの成功のカギを握るだろう。

社員の成功も考える

自分の成功ばかりに目がくらむと、顧客だけでなく社員の成功を考えることを忘れてしまう。社員にとっての成功とは何か。そしてそれに向かって進んでこれているのか。常に一人一人違う成功の定義を話し合ってすり合わせをしていくことが何よりも重要だ。

社員同士の成功の定義や目標を知らずして事業を進めていくことは、やがてビジネスやサービスそのものを変えてしまったり、最悪の場合終了してしまうほどのリスクがあるので気をつけよう。

基本的に何も考えていない人は、目の前のお金等の欲求だけを結論に持っていきたがる。結局そうした人は自分のための行動を優先するがゆえに、組織としてろくな成果物を生み出すことはできない。目の前の欲求に生きる人は先ほどの矛盾で指摘したのと同じで、いつまで経っても自分の欲望の縄に縛られ続けて生きていくことになる。お金を例にすれば、自分のお金を求め続けては浪費し、さらにお金を求め続ける生き方を歩むことになる。

でも実際に金持ちになっている人は、自分が金持ちになるために働いてきたわけではないのである。周囲の成功が自分の成功だと考えられる人と働くようにしたいものだ。

難しいことだけども、周囲のために働くって思いを持ち続けるためにも、改めてメンバー間で成功について話し合い続ける努力が必要だと思う。その思いが会社全体で一致した時、組織として最高の成果を挙げられる仕事をすることができると私は信じている。

終わりに

今回は私が普段心がけている一つの考え方について共有した。

これからも自分の成功ではなく、周囲へ成功を与えられるようにしたい。そんな素敵な信頼関係を構築できれば、ビジネスや人生がより豊かになるはずだ。