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個人開発に関するテックブログ

株やってみない!?

最近は巣篭もり消費とかで株をやっている割合もだいぶ減っちゃってるみたいですね。企業を知る上で株ってやってると良いと思うんだけどなー。
実際自分の金がからむと本気で勉強するし、興味持ってくれたら始めてみてください。
俺は自分の金で株を始めたのは大学1年からだけど、通算したら合計でプラスになってます!でもまたリーマンで落ちそうで怖いって方、そういう方は素直に銀行に大切なお金を預けておいてください(笑)
今回は株の本をいくらか読んで最もなるほどなーって頷けた本とそのまとめを紹介。

日本株は外国人投資家に左右されている! 日本人が株で失敗し、外国人はその分を儲けている!それは日本人が陥る安定志向から来るものだった。

基本的な運用スタイル
相場に耳を傾けたあと、それに応じてポートフェリオや投資期間、資金配分の仕方を柔軟に変化させる。

1、上昇トレンドでは「優良株(日経平均採用銘柄)を中心に運用する
2、ボックストレンドでは「仕手株」を中心に運用する
3、下降トレンドでは「材料株」を中心に運用する

6か月で線を引いてみる。

1、上昇トレンドでは「優良株(日経平均採用銘柄)を中心に運用する
上昇トレンドは少なくとも1年、長くて2,3年続くと考えてよい。
「以前より高い天井と高い底が確認できる限り、上昇トレンドは継続する」

上昇トレンドを初動で見分けるには
上値抵抗線を突き抜ければトレンド転換の可能性がある。だがすぐ元に戻る場合もある。(チャートのだまし)
チャートにだまされないために・・・
下降トレンドから上昇トレンドを見極める場合(p29参照。)
上値抵抗線を突破する直前の山から引いたレジスタンスを上昇する株価が突き抜けて、次の山では底をサポートとしてさらに上昇していけば上昇トレンド入り。
ボックス圏から上昇トレンドを見極める場合
上値抵抗線を突き抜けた後、次の底を示すサポートがレジスタンスと一致した場合、上昇トレンド入り。

チャートだけでなく、需給動向を見る必要もある。これは、外国人投資家の動向に一番注意を払うべき。

上昇トレンドの継続性を確認するには
下値抵抗線を割り込まない限りは上昇トレンドは続く。下値抵抗線を引くまでに3〜9か月かかる。
しっかりとした下値抵抗線を引けるまでは継続性の確認をする必要はない。

投資期間としてはP52の図参照。「頭としっぽはくれてやれ」
上昇トレンドでは、基本的には「優良株」の買いのみ。2,3割はキャッシュとして持っておくべき。

買いのタイミングで重要なことは。すでに株価が相当値上がりしたところで買ってはいけないということ。上昇率10%くらいで買う。

優良株選別のポイント
業種別に分けて、その中で値動きの高いものから分散して投資していく。
信用買い残と信用売り残を比べて、信用買い残りが多すぎないこと。二つが拮抗していればなお良い。
四季報などを調べて、業績変化率が高めであること
同じ業種の中でもPERやPBRが低めであること

個々の動きを見るより、日経平均を見て売買すると上手な買い方ができる。
区切りのいい節目の日経平均株価(10000など)が底になる習性がある。そのタイミングを狙ってみよう

売りのタイミングとしては、短期間で暴落したり、トレンド継続の判断材料で上昇トレンドでなくなったときなどである。
太陽線が3つ連続で出現したりした場合は、全部でなくとも半分くらい売るなどする。
同じ銘柄を回転売買したり、内需→ハイテク→内需のように転換する方法などもある。

2,ボックス圏相場では「仕手株」を中心に運用する
ボックストレンド入りの判断
上値、下値抵抗線を突き抜けた場合は、そのトレンドの終わりを示す。
そこで、反対の抵抗線を引き、その線がすぐ突き抜ける。
その後さらにもう一回抵抗線を引いて突き抜けたらボックス圏と判断してよい。詳細はP75参照。

継続しているかどうかの判断は、継続期間の目安となる6か月を経った後はチェックするようにする。

ボックストレンドが続く限りはして株投資を短期で繰り返すことが大事。
仕手株売買は1〜2週間が多い。
利益確定、損切り共に早く実行すること。

仕手株はどんな銘柄なのか?
意のままに動かしやすい小型株・中型株となる。
1、発行株式数が少ないこと。(120000千株以下であること。50000千株以下が望ましい)
2、浮動株が50%以下であること(20%後半から40%後半であることが望ましい)
3、資本金が少ないこと(百億円以下であること。五十億円以下が望ましい)
4、株価100円台〜500円台の銘柄であること(100〜300円台が望ましい)
※ これらは1部・2部の銘柄を前提とした特徴であり、1株単位が主流の新興市場の銘柄には当てはまらない。

買いのタイミング
株価が上がり始めのとき
チャート上で太陽線が出現するとともに、出来高が前日と比べて急増する特徴がある。
その時は比較的控え目な動きをする。その後一気に上昇。わからないから買うという発想の転換が必要。
厚い売り板がまとめて買われるとき
仕手筋と同じタイミングで買いに行くことを心がける

売りのタイミング
仕手筋から情報が出てきたとき
このような情報が出てくるようになるとあと3回以内に売るべきである。
チャートが天井を示唆したとき
ローソク足の出現
出来高が高水準のとき
浮動株に近い出来高をこなしてきたら売り場が近いと考える。一部は利益確定をしておいたほうが良い。

リスクを抑えるには
初動の範囲を超えて買わない
動き始めてから1,3倍を超えたして株はリスク管理の上で買ってはいけない。
損切りは迅速に対応する。
損切りは10%程度が適当である。金額で個々の設定をしてもよい。

3,大きな下降相場では「材料株」を中心に運用する

材料株とは株価を押し上げる材料を持っている株のこと。業績の上方修正や増配、M&Aや合併・連携であったり、新製品新技術の開発など。
社会的問題や天災なども思惑として材料になることがある。

材料株も中長期では相場全体のトレンドに左右されてしまうことが多いが、短期ではあまりトレンドに左右されずに効率的な利益が狙える。
1割か2割程度の利益を狙って利益確定を繰り返す。
下降トレンドのときには資金が材料株に集中するケースが多い。

下降トレンドで無理をする必要はない。資金の3割りを材料株に、残りはキャッシュにしておくべき。

基本は1~3日で売る。緩やかな場合でも1週間〜2週間くらいで売る。
買値より5%下がったら、その日買ったとしても売ること。



外国人の動向を追えばトレンドがわかる
外国人は悪材料が出尽くしたところで買ってくる
外国人は上昇トレンドの初動を作り出している
上昇トレンドのとき、外国人は普段ではありえない大きな株数ベースでの買い越しを連日続ける。
このような動向を探るには、寄り付き前の外資系証券の注文動向に関する資料を参照。

買いのタイミング
外国人の買い越し額が急激に増え始めたとき
個人の売り越し額が急激に増え始めたとき
金融機関の売り越し額が急激に増え始めたとき
売りのタイミング
外国人の売り越し額が急激に増え始めたとき
個人の買い越し額が急激に増え始めたとき
個人の買い越し額が現金・信用ともにプラスになったとき
個人の信用による買い越し額が高水準に積みあがってきたとき
金融機関の買い越しが急激に増え始めたとき

この方の何がすごいかっていうと、既にリーマンショックを予言していたんだよね。後から言うのは簡単だけど、本で発生する前からそのことについて語ってある数少ない本。これからも彼の出す本には期待できる。
ちなみに、外国人投資家の動向はこのサイトでわかります。参考になれば幸いです。
株の勉強会とかやりたいなー。まだまだ俺も知識は甘いので一緒に勉強していきたいって方大募集です。