この2日は濃いものとなりました。 昨日行ったのが津田さん、佐々木さん、堀江さんというネット界の超大物たちのTwitterビジネスセミナー的な感じのもの。TWEETS ACADEMY BUSINESS SEMINARです。 これがなんと参加費一般の人は2万円という超高額設定。 自己投資だと思って行ってきました。そこでは一番前の席の一番発表者に近い所の席に座りました。それぞれの方に2,3mの所まで近づけたことだけで感激だった! ではそれぞれの内容と感想を書いておこう。
まずは津田さんから。
- 日本は現在Twitterのリーチ数、ツイート数は世界一。
- アメリカではようやくセミナーとかでTwitterを活用していこうとしている段階で、実は日本の方がTwitterを活用している事例が多い。
- オープン化デジタル化の時代のキーワードとしてリアルタイム・強調共感・リンク・オープンソース・プロセス
- ビジネス利用でのポイントとして専任の担当者・個人との対話・情報のオープン化・主体的にコミュニティに対し話題を投げる・ライバル企業と仲良く
次は佐々木さん
- パッケージで勝負する時代は終わった。これからは内容で勝負
- 自分をブランドで語る人は今や少数派
- コンテキストの時代。なぜ今読む、買うべきなのか。誰が薦めているのか。信頼によって買われる
- コンテンツとコンテキストは一体化し、それが「場」を生成する(今まで情報の流れはリバーだったのが、スワンプになってきている)
- Curation (情報を収集・選別・意味づけ・共有する)今の時代、1次情報は増えすぎている。それをこれからは選別されるのが重視される
- キュレーション・ジャーナリズムが成立してきた←これはますめディはできない。ちなみにビジネスでは無理。ボランタリーな精神
- Facebookは5億人もいるのに客単価100円。買う!というきっかけしか与えられていないから。Facebook見た後、みんなGoogleを使っている
- この対策として、どこで買う!と決めたのかの数値化or生成の時点で買わせるかのどちらかが必要
- 最近の面白い例としてappleのiAdが挙げられる。従来のネットメディアの特徴だったマッチングのみだけでなく、コンテキストを含めた場を形成している。
そして最後に待ってました堀江さん。
- ネットのきっかけはバイト先で感動したことから
- 実はある程度技術を身につけてから独立している
- 個人のパーソナルメディア化
- Twitterってすげぇ! リツイートのスゴサ。 自分がリツイートした先のフォロワーが一気に増えていく
- Twitterには無名でも有名になれる力を秘めている
- これまでのメディアはまるで曲を選別されたCDだった。これからは本当の自分の好きな曲の入ったCDを聴くことができる。
そして今日はSTEAK JAPANということでタリーズコーヒーの創業者である松田さんと三木谷さんの講演。 こちらは参加費タダということで気楽に参加できました。
結局、これは松田さんが政治家に挑戦するということで、その応援で三木谷さんが来ただけなので本来の聞きたかったことはそこまで聞けなかったかな。
そんな中で唯一しっかりメモったことがあった。英語の社内公用語の件だ。
今の日本はガラパゴス。それは政治的視点からよく見える。意味不明な法律がどんどん登場し、それは外国の人から見たらアンビリーバブル。日本人はもっと英語を知って世界をしるべきである。そのきっかけとして自分の会社から英語を話せるようにしていく。 そして今の日本はスタートから世界を見ている会社がほとんどない。 世界を見る目を持ってほしいという思いもある。 インド・中国から来た楽天社員は3カ月で日本語をマスターする。日本人もいけるはず。
といった感じでした。脱ガラパゴスか。 先日テレビで見たインド人のIT技術を見たりした後だと、これがいかに重要か、わかってきました。
こうした社会の変化に伴って、これから自分は何をすべきなのか。それを教えてくれた2日間でした。