最近、座禅(瞑想)をやっている。
精神を鍛えるとよく言われているが、その鍛える方法が「何も考えない」ということ。最初はそんなので意味があるのかと思っていたが、やってみるとよくわかった。
まずは座布を購入。深いクッションみたいなのがあればそれでもOK.

滝田商店ブランド 座禅布団(座布) 綿 1尺(直径30cm)◆坐禅用のふとん・坐布・座蒲・坐蒲・座禅専用の座布団【滝田商店発行 証明書付】
- 出版社/メーカー: 仏壇屋 滝田商店
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そんで深めのあぐらをかいて、40分間何も考えずに座り続ける。そのとき呼吸は鼻でして、お腹で息を吸っていることを意識する。
ごく簡潔に説明すると、これだけだ。
何が難しいか
とにかく「何も考えない」ということが本当に難しい。途中で何かしら考え事をしてしまう。これらはいらない考え。煩悩だ。 これがあるから人間は苦を味わう。
そして40分がとてもとても長く感じる。まだかまだかと思うと余計に時間が経つのが長く感じる。これもまた余計な考え。
何が良いか
やってみると何回か回数をこなすと40分やったあと、清々しい気分になれる。あれはマラソンを走り終えた時の感覚に似ている。俺は今日もやり遂げたぞ、という達成感。それも同時に味わえる。
前回の仏教エントリーで自分を鍛える方法として、六波羅蜜を紹介した。
- 布施波羅蜜 (与えること)
- 持戒波羅蜜 (戒律を守ること)
- 忍辱波羅蜜 (苦しみに耐え忍ぶこと)
- 精進波羅蜜 (努力すること)
- 禅定波羅蜜 (精神を統一すること)
この中で、唯一、普段からやることではなくて、それをやらなきゃいけないことがある。実はそれが"禅定波羅蜜" , 座禅だ。その他は日頃注意しなければならないことである。
何百年と続いているこの教えで唯一、修行としてやり方があるこの座禅。効果が無いはずが無いと思わないだろうか。
まだまだ自分は始めたばかりなので更なる効果ということはわかっていないが、何か新しい発見があり次第、このブログで報告したい。