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ミーティングを無くすよりも、ミーティングをしたがる人を無くそう

ども、@kimihomです。

今回はミーティングについて。

巷ではミーティングを無くそうって言われているけども、実際に無くそうと思っても無くせないものが多いのではないだろうか。割と大きな組織だと1日中ミーティングで終わりというなんの生産性もない時間を過ごすだけの給料泥棒が生まれ始める。これらを無くすのにいい方法はないか。

悪の根幹は中間管理職(マネージャー)だと考えている。自分たちがチームの中心に入ろうとせず、ミーティングで報告を受けるような人がいる職場だと、ミーティングは一気に増える。その人たちはミーティングによってチームの状況を把握する。手間がかからないからだ。

そしてミーティングの内容をその上に報告する。部下はわざわざ説明用の資料を作らないといけないし、そのMTGの時間も取らないといけない。さらにマネージャーの上司もそのために時間を取らないといけない。誰にとってもハッピーにさせないのがマネージャーだ。

これを無くす動きはどんどん増えている。Githubは全員がフラットな職場環境(マネージャーをなくす)にすることで効率と従業員の満足度をあげたGitHubの組織が成長する過程で変えたことと変えなかったこと - ワザノバ | wazanova 。 またGoogle は Alphabet という親会社を作り、個々のプロダクトは別会社に割り当てて縦割りをフラットにした。

つまり題名にある通り、"ミーティングしたがる人をなくす"ことができればミーティングは無くなる。

マネージャーはどうあるべきか

ではミーティングを無くすには、マネージャーは会社を辞めてもらうのがいいのだろうか。確かにそれも一つの手だと言える。そうすればGithubのような完全フラットな環境ができる。

もちろんそれは厳しいことだろう。だとすると、マネージャーはもっとチームに入り込む必要がある。マネージャーが進捗を聞く必要がないくらい、自分からそのプロジェクトに入り込めば、誰もMTGなんて必要無くなる。朝礼と夕礼に確認する程度で十分になる。マネージャーはその介入を怠っているだけだ。管理って色々仕事あるんだよと言われそうだが、それが果たしてマネージャーの仕事がプロダクトに影響を与えるのだろうか。プロダクトを変えられるのはそのチームでしか不可能だ。

マネージャーはこうも思うだろう。"もっと下が報告すればMTGなんて必要無くなる。"と。そもそもなぜマネージャーに報告しないといけないのか。マネージャーに報告したところで何が変わるのか。それがあったとして、果たしてそれがプロダクトにどう影響されるのか、ぜひ教えていただきたい。社内事情がどうだかとかはプロダクトには全く関係ない。

つまり、マネージャーという地位の人がいる職場であれば、もっとマネージャーがチームに介入すべきであり、報告なんて受け無くても自分が把握しているくらいな状況にもっと入り込まないといけない。そう考えるとその人はもはやマネージャーではない状態になったとも言えるようになるかもしれない。