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あなたは金持ちになって何がしたいのか?

ども、@kimihom です。深夜のテンションで 1記事書こうと思う。

金持ちに対するよくある理論とそれの反論

「金はあるに越したことはない」とはまぁよく言われるセリフだ。金があれば、いつでもやりたいことができる。辛いことをしなくてもよくなる。そんな感じの理論である。

そんな方に言いたいのは、じゃあ逆に金持ちになって何がしたいのか?って話だ。きっと金さえあれば何処へでも好きなところへ行けるし、かっこいい車は買えるし、モテモテになれると答えるだろう。んでさらに聞きたいのは 何でも手に入ることが当たり前になって、それは幸せといえるのか? という問いである。これこそが今回の記事の一番言いたいこと。

旅行でも欲しいものを買うでも、何が一番大切なのかっていうと、それをどれだけ苦労して手に入れたかってところだと思うんだよね。苦労して貯金したお金であればあるほど、その旅行やモノはその人にとってかけがえのない大切な記憶やモノとなるよね。なんでもかんでも手に入るような金持ちには、その「苦労してやってきた」っていうバイアスがないから、どんなものを手に入れたり体験したところで、そのレベルは他の人よりも格段に下がるってわけだ。そんで金持ちはより刺激的な体験を求めてまた無駄な金を使って自分の欲求を満たすようになっていくのである。それはもう終わりのない欲求の探求である。それってなんか虚しいと思わない?

幸せってのは誰にでも平等だと思う。どんだけ貧乏な人であっても、何かちょっとしたいい体験をすればそれは普通の人よりもよっぽどありがたく、幸せに感じることができるのだ。これは金持ちの人では当たり前すぎて何の刺激も得られないものであったとしても、である。一番極端な例を言えば、道端に1,000円札が落ちていたとしよう。これを交番に届けるべきかどうかという議論はここでは置いておいて、お金に困っている人ならそれを見たらめちゃめちゃ嬉しい体験となるだろう。でも金持ちならスルーするかもしれない些細なことだ。そんな感じで、どんな体験においても共通のことなのである。苦労していればしている分だけ、幸福になる基準とでも言えるものを下げることができる。

ここで一つの仮説なんだけど、あえて自分の幸福度の基準を下げて日常を感謝する気持ちを持つことで、心が寛大で欲を持たない生活を送ることができるのではないか。それこそが、高齢化の進む今後の日本におけるテーマだと私は思う。どんどんGDPが抜かされて〜とか、そんな議論したところでみんなが幸せになるわけではないのだ。競争社会は確かに何かを発展させるかもしれないが、それによる代償もあるのではないかと私は思う。

てことで貧乏で金持ちに憧れ続ける人や、金持ちで何でも自由にできちゃうような人は幸せになれないと思う。

心が落ち着く Tips

幸福度をあえて下げることで、日常の美しさや生きていること自体に感謝できる生活って良いなぁと最近思う。何かすぐにでもできそうなことととして Tips を紹介しようと思う。

  • Facebook を見たとしても、それを羨ましがったり、比較したり、妬んだりしない。無心でいいねを押せばいいのだ。
  • 人と比較したり競争するのは止めにしよう。本当の勝ち負けは、自分がどれだけ幸せに生きられるかではないか。
  • 座禅を始めてはいかがだろう?何も考えない時間を取ると、脳がリフレッシュされて気分が良くなる。
  • 何か目標を決めて、コツコツ続けることを大切にしよう。目標に向かって努力することは何よりも素晴らしい。
  • あえて絶食をしてみよう。"美味しいものを食べる"ではなく、"食べるものがある"ということがなんと幸せなことか感じられるだろう。
  • あえて一人の時間を持って孤独と向き合おう。友達や同僚が貴重な存在だと再確認できるだろう。

病気になったり入院したりで感じる、「健康って大事だなぁ」と思うこと。まさにそれだ。普段当たり前になりすぎていて気にもしないようなことが実は一番大事だったりするものなのだ。これはどんだけ金持ちになったところで変わらない真理であり、それこそが幸せを最も感じられる要因の一つになれるのではないだろうか。

日本は当たり前の基準がどんどん上がってきていて、訳がわからなくなってきている。だからこそ、この"あえて"という感覚「ストイック」な行動を、取ってみてはいかがだろうか。

そしたらあなたの中にあるプレッシャーや、不安などが無くなり、新しい何かを見つけられるかもしれない。