ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

大学時代に作ったビジネスモデルのセルフレビュー

ども、@kimihom at 熱海です。

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引越しの整理をしている中で、大学時代に使っていた USB ケーブルを見つけて、そこで当時ビジネスプランコンテストに参加した時の資料が出てきた。せっかくなのでその内容を共有しつつ、セルフレビューをしてみよう。

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「株式会社ボクココ」って名前なのが非常に味わい深い。登記はしなかったけど、気持ちは次なるインターネット企業の社長だった。このブログは大学時代から続いているので、当時の思いは今も引き継がれている。

ゴルフオンラインレッスンビジネスの振り返り

私がこのビジネスプランを思いついたのは、私自身がゴルフの練習をしていたのがきっかけだった。「しっかりとした人に教えてもらいたいけど、なかなか高額でレッスンに行きづらい」という課題感から、このビジネスモデルを思いついた。

"自分のニーズから沸き起こったビジネスモデル" という点はとてもいいサービス開発のきっかけだったと今でも思っている。課題を持つ顧客は自分となり、自分の課題を解決できれば良いので改善を続けやすい。モチベーションという意味でも、自分から沸き起こっているものなので急に冷めにくいという点がある。この「自分から沸き起こったニーズを作る」というのは、実は今でも私がサービスを作る上ではまず大切にしている点の一つだ。

モチベーションがあったからこそ、アイディアに留めず実際にゴルフオンラインレッスンのプロダクト開発もした。先生用の管理ページを用意し、その先生ごとに生徒へ掲示すべきメールアドレスを付与できるようにした。生徒は先生から教えてもらったメールアドレスに、自分が撮影した動画を添付して送ることで、先生からメールでアドバイスをくれるという仕組みだ。そして、実際にゴルフレッスンをしている近所のゴルフ場へサービスを見せに行き、ゴルフの先生から「もし生徒がいるのなら教えてもいい」というところまで持っていけた。

しかし大学生の頃の私の実力はここまでだった。実際に私がそのレッスンを受け続けてモチベーションを保てばよかったのだが、完成した頃にはゴルフ熱が冷めている自分がいた。。なんとなく最初に考えたアイディアが作りきれたという満足感で満たされてしまったのである。最終的に残念ながら生徒を獲得でずにそのまま終わってしまった。

このビジネスから得られた教訓

まず、情熱を傾き続けられないとビジネスは続かないという当たり前のことだが重要なことを学んだ。単なる思い付きや個人アプリが続きにくいのはソコにある気がする。ビジネスを"正しく"続けるようにするために、一般的に企業は ミッション や ビジョンを定義しているものだ。

「一人でサービスを作ることができる」という自信を持てたのは、明らかにこの時からだった。大学4年生のサービス開発期間中、私は他の遊びに目もくれず、研究室に泊まりっきりでただひたすらゴルフオンラインレッスンのウェブサービスを開発していた。そして実際に使えるレベルにまで作りきれた。これは確実に今の私の糧になっている。当然、最初のリリースサービスだったのでいけてないコードが大量にあったわけだが、次のサービス開発ではその反省を踏まえてより良いコードを書くことができるようになった。

このビジネスプランで惜しいなと感じているのは、大学生の中でゴルフをしているという極わずかな部類の大学生をターゲットにしてしまったことだろう。そしてその中でも最も重要なターゲットだった「私」が開発に熱中しすぎてゴルフと離れてしまった。ゴルフではなく、パリピな大学生にもニーズを満たせるようなサービスを作れたのなら、私が未来のザッカーバーグになっていたのかもしれない。でも残念ながら研究室の端っこで篭りきって開発してた当時の私は、そういう方々と触れないように意図的にしてた部分もあったので実現は無理だったと考えられる。研究室にこもりっきりな"オタク"と、たくさんの大学生の友達(繋がり)があるような人が奇跡的にサービスの思いがマッチしてサービス開発することができたのなら、学生企業から大成功するスタートアップが出てくる可能性はあると私は考えている。

また、ユーザー獲得の方法を全く知らなかったという点も反省の一つだろう。本来であれば、ゴルフレッスンに行っている人にインタビューしたり、その見込みユーザーに無料で使ってみてもらったりするような努力が必要だった。だがサービス開発で満足してしまった私にはそこまでの行動が取れなかった。今なら営業に出るのは難しくても、こうしてブログで発信したりゴルフメディアを作ったりして発信を続けるような努力ができるだろう。

今でも、「自分で撮影して、フォームを診断してもらう」というレッスンに特化したサービスは需要がある気がしている。でもこのアイディアは未来のザッカーバーグに譲るとしよう。

終わりに

今回は私の大学時代の青春でもあったサービス開発について今から見た反省とともに記した。

こうした経験を通じて、サービス開発について学び続けたからこそ今があると。最初のサービスなんて大抵はうまくいかないものだけど、それをやるかやらないか、続けるか続けないかで未来は変わってくる。

私は8年以上、これをやり続けている。