ども、@kimihom です。
この2週間ほど、長野に滞在していた。これだけ書けば、誰もが「いいな〜俺/私も長野でのんびりしたい」って思うことだろう。そこで今回は旅行に対する考え方について一つ記事にしてみる。
何を楽しみにするか
「旅行を通じて色々な経験をして思いっきり遊ぶ」という考え方が一般的だろう。日常の鬱憤を晴らして楽しいひと時を過ごし、また次の旅行に向けて日常を頑張るという流れだ。
でも、それだと旅行の数日間のみが自分にとって素敵な時間になってしまう。そこで考え方を変えてみよう。
「旅行を楽しみにするのではなく、日常生活を楽しみにする」 のだ。つまり、旅行は楽しむのではなく、修行をするのに利用するのである。
私の場合、長野はまさにそんな場所だ。眺めはとてもいいけど、実質やることは「何もない」。東京でできるあらゆることが長野にはないのだ。だから仕事や勉学にのめり込むことができる。まさに修行である。そして、東京に戻ってくると、今の生活のありがたさを痛感するのである。「あぁ、来週友達と飲みに行くのが楽しみだな」とか、「家にある音楽を聴きたいな」とかそんな普段の当たり前がとてもありがたく感じるのである。このありがたみを感じると、なんと旅行の数日間ではなく、年のほとんどに感謝して楽しくなるのである。それってすごいことではないか!と最近改めて感じるのだ。
旅行の考え方を変えてみよう
この記事で提案したいんだけど、旅行の考え方を変えてみよう。旅行は「気分転換」って目的は同じなんだけど、今のありがたさを知るために、旅行は修行しに行くものと考えてみよう。
その地の名産地や食事を楽しむのではなく、何もない場所で何もできない状態にし、そこで5日くらい滞在してみよう。海外旅行は有名な場所にいって写真を撮ってSNSにあげるのではなく、発展途上国で何もない場所で数日間過ごしてみよう。日本の良さ、今の生活の良さを改めて感じることができよう。
終わりに
年1回の海外旅行を心待ちにして仕事を頑張っている読者の方へ。それは長い人生の中で楽しむ時間が少なすぎるのではないか。
日常がありがたく感謝できるようになれば、なんて幸せなんだろう。 私はそんなことを考えながら、長野の「修行」にまた繰り出すのである。