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2019年の Heroku コミュニティ運営の振り返り

ども、@kimihom です。本記事は Heroku Advent Calendar 2019 24日目の記事です。

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メリークリスマス。2019年も終わりということで、テックな話題ではなく今年の Heroku コミュニティ活動を振り返ろうと思う。

私のコミュニティ活動としては、大きく2つある。"Heroku Meetup の企画・進行" と、 "Heroku Slack チャンネルの運営" である。

Heroku Meetup

今年は Heroku Meetup が4回開催された。

こうしたコミュニティ活動は何よりも "続ける"ということが大事だと思っていて、今年も無事続けられたということが最も大きな達成感としてある。今年のコミュニティ活動で意識したことを以下に記す。

登壇者の固定化を防ぐ

どのコミュニティ活動でも同じだと思うんだけど、イベントを開催すると毎回同じメンバーの発表という繰り返しが起こりがちになる。それだけ新しい登壇者を探すということは難しく、依頼してもOKを出してくれないケースも多くある。

そんな中、今年は Heroku コミュニティ運営メンバーで力を合わせながら、初めての方をイベントで登壇いただく機会を多く提供できたと思う。とりわけエンタープライズ大規模 Heroku アプリ運用はなかなか Web上で共有されづらい貴重な情報として Meetup の価値があったかと思う。もちろん、大規模でなくても、トリッキーな使い方などで参考になるセッション、LT が多かった。

去年とかは毎回 私が LT をやっていたりしたけども、そういう必要もなくなるくらいには LT に手を挙げてくれる方が増えてきた。どうもありがとうございます。

懇親会の用意

以前は私の提案で、懇親会のタダ飯目的の参加者を防ぐために懇親会は希望者と別途お店に行って話すようにしていた。これはこれで来てくれた人と濃い話ができて良かったんだけど、結局 毎回同じメンバー + 2,3名 といった構成となってしまって、新しい広がりを生む上で課題があった。

今年からは Heroku の中の方だったり、会場提供の企業さんの協力もあって、セッション後に懇親会として飲み物と軽食を出すようにした。そのおかげで、前回のイベントでは私のブログを読んでいただいている方と直接話ができたり、初めての参加者さんと情報交換がしやすくなった。

さっと新しい方と話す上では懇親会を同じ会場でやるのは効果的だなと感じることができた。

多くを求めない

以前は、せっかく Heroku コミュニティの運営に関わっているのだから、もっと大きな盛り上がるコミュニティにしていきたい!と気を張っていた。でも最近は急成長を求めるよりも、毎回定期的に Heroku の情報交換できる人と気ままに話し、新しい方と今後のことについて語り合える場、つまりは居心地の良さがいいのかなと思っている。

間違いなく言えるのは、Heroku コミュニティを続けない限りは、大きな盛り上がるコミュニティにすらならないということだ。だから一気にたくさんの人が来て欲しい!とか願うよりも、楽しく続けていこうという継続マインドの方が大事だなと思う。

もちろん、これは運営の1意見にしか過ぎないので、Heroku コミュニティ運営の中の方でもっとビッグなイベントを開催したいという方がいれば協力していきたいとは思っている。

Heroku Slack チャンネル

Heroku Slack チャンネルでの情報共有も、この1年で続けられてきたことの一つだ。

Meetup の開催告知や、Heroku で困っている方の相談を受けたりなど、価値のある Slack コミュニティになってきているんじゃないかなと思っている。もっと盛り上がる Slack チャンネルにするにはどうすればいいか、来年の Try に入れておこう。でもさっきと同じように、急成長より、続けていくことを大事にしていきたい。

終わりに

Heroku コミュニティ関連のリンクを紹介しておく。

2020 年も、"続く" コミュニティとして Heroku 運営の協力をしていきたい。引き続きよろしくお願いします。