ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

wellcast ウェビナー機能の最新レポ

ども、@kimihom です。

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wellcast のリリースをコツコツ続けてきていて、最近の状況についてレポートする。

ウェビナー中の視聴者とのコミュニケーション

ウェビナー中、視聴者の方はチャットで質問などができるようになっているのだけど、他の知らない視聴者の方もいる中で、なかなか投稿しづらい問題があった。

ウェビナー中の配信者と視聴者の間のコミュニケーションが全くなければ、それは YouTube なりでビデオで見るのと全く変わらない形となってしまう。むしろ 撮った動画を加工などして、より見やすい動画として見てもらった方が良い。だから、ウェビナーをする場合には、視聴者とのコミュニケーションが何よりも重要であると考えている。

そこで、ウェビナー中のコミュニケーションを円滑にするために、以下の2つを実現した。

  • チャットのニックネーム投稿
  • 絵文字による感情反応

チャットのニックネーム投稿

wellcast のウェビナーでは、ビジネス向けに最適化するため、視聴前に名前と会社メールアドレスを入力してもらうことが必須となっている。そのウェビナーを見てもらった後、メールで別途フォローし、より深い関係にしていくことが狙いだ。以前までは、チャットの投稿の時に出る名前を、この入力してもらった名前でそのまま出していた。しかし、それだと本名を姓名で入力してもらってるケースが多く、フルネームがチャット欄に出てきて、ウェビナーを見ている誰もが見れてしまうという問題があった。もちろんそれで悪さするような人なんて BtoB でほとんどないとは思うけど、やはりチャットを打つ側に立ってみれば、不安になるのも無理はない。

そこで、チャットの投稿者名は 視聴前の名前入力とは別に、ニックネームを見る直前に入れてもらうようにした。ニックネームであれば他の視聴者から特定はされないので、より気軽にチャットを投稿することができる。そして、配信者側は正式な名前とニックネーム それぞれを把握することができるので、誰がどの投稿をしたのかを後で管理することが可能だ。

ここがまず YouTube Live などと大きく違う点である。YouTube Live では Google アカウントまではわかるかもしれないけど、仮に今後メールアドレスがわかるようになったとしても、それは gmail の個人メールアドレスだ。単に配信して視聴者を得るってだけなら、YouTube Live でも問題ないかもしれないけど、せっかくウェビナーをやるのに、視聴者の情報すらわからない、連絡が取れないってのは大変もったいないことである。

絵文字による感情反応

これはウェビナーの内容にもよるけども、配信中にチャットで何か投稿するというのは視聴者にとって大きなハードルだ。そもそも質問がない場合もあるし、チャットした内容が問題を起こす不安を抱える場合がある。

そこで、チャットとはまた別に、視聴者が反応できる機能として、絵文字で投稿できる機能をリリースした。

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右下の絵文字をクリックすると、配信・視聴している全ての画面に左下に表現が出てくるようになる。

この絵文字の種類が少ないと思われるかもしれないが、ひとまず今回リリースしたばかりなので2つで様子を見ている。あまり多すぎても ビジネス向けのサービスで本当にそれが必要なのかがまだ明確でないからだ。ビジネス配信で、ハートマークの絵文字がいるのか。もちろんケースによってはあるだろうけど、どんな絵文字を出すのかは慎重に検討していく。

iPhone での視聴

ウェルキャストは アプリを一切使わないので、ブラウザで配信と視聴のどちらもが可能なサービスだ。この手のよくあるサービスは、どちらかは専用のソフトウェアをインストールしないと使えないケースが多い。

実際、つい最近まではそうしないと無理だったという背景がある。iPhone が動画配信(WebRTC)に最適な対応がされ続けていない状況だったからである。日本では大人気な iPhone だが、とりわけ iPhone はこの分野でとても遅れをとっている。

だが iPhone でも WebRTC による配信や視聴が Safari 限定でできるようになってきた。まだ完璧に安定したものではないけど、iPhone の Safari で 配信・視聴できるようになってきた。

今後、iPhone の Chrome でも問題なく使えるようになってきたら、動画配信のために専用の iPhone アプリを入れてもらう必要がなくなることになる。そんな未来が来ることを信じて待っている。取り急ぎ Safari である程度は見れるようになった、という現状だ。

Slack 連携の強化

今までの Slack 連携では、単に 配信が終わった後に そのサマリーが投稿されるだけのシンプルな連携だった。

それがウェビナーを開始した時点でも Slack 通知が届くようになった。これで視聴用の URL が投稿されるので、同じ Slack グループにいる人がそのウェビナーが問題なく配信ができているかを確認しやすくなった。

また、ウェビナーページから視聴の申し込みをされたら、Slack 通知が来るようになった。ウェビナーの申し込み状況をわざわざ wellcast にログインして見る必要がなくなった。

自分で ウェビナー配信をやって、それで必要だと感じた機能を実現した、まさに典型的な改善であった。

終わりに

最近のリリース内容を簡単に紹介した。

ここまで書いて、Zoom と何が違うの?って思われることはあるかもしれない。それは料金や機能、そして国産ツールとして最適化された点を見てみて欲しい。今後、その強みをさらに強固なものにしていく予定だ。

ウェビナー時代はまだ始まったばかり。共にこの時代を駆け抜けよう。