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ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

スタートアップの立ち上げ時期に必要なこと

今回はスタートアップ経営に関して思うこと。

ネットビジネスで起業して成功したい!という夢に刈られている私を含めた皆様、いかがお過ごしだろうか。今回はスタートアップ創業期でもっとも困難になることであるだろう資金繰りやメンバー集めについて思うことをまとめた。

シード期に資金を受け入れるべきかそうでないか

ここは創業期において大きな決断になることの一つとなるであろう。今では夢のあるベンチャー企業に対して進んで出資をしてくれるベンチャーキャピタルが増えてきている。創業当初から資金に困っている方は政府からの支援金の次に考えることなのかもしれない。

私たちの会社では、まだ資金を外部から調達していない。他のスタートアップからはよく「なんで資金調達しないの?」と聞かれる。主な理由は次の二つ.

資本構成は変えられないからこそ真剣に考えるべき

一度資本を受け入れると、その会社がなくならない限り株主構成を変えることができなくなる。どんなに成功しても創業当初に10%くらいの株式を外部から受け入れると今後はその株主と共に経営戦略を考えていくことになる。だからこそ、株主の選定ってのはめちゃめちゃ大事だ。これを一度でもミスるとその会社が成長するたびに投資家がネックになってくる。

定期的に取締役会を開いて合意を得て経営していかなければならない。外部の資本を得ると、社長はその準備にタスクを取られる。利益と成功しか考えられない投資家を招くと、時に誤った選択を犯してしまう。

このことに関するお話は 37 Signals の Getting Real に私は大きな影響を受けている。"小さなチーム、大きな仕事" という書籍も出ている。

Getting Real 内の一部を紹介しよう。

資金のかき集めは必要? 多くの立ち上げの際の最優先事項は、投資家からの資金集めです。しかし覚えておいてください、外部から資金を頼る場合、彼らの声に応えることも必要です。期待は高まります。投資家は自分たちのお金が早く返ってきてほしいと願います。悲しいことに、こうした彼らの声が、製品の質の生命線になることもあるのです。

最近では、お金をうまく回すのにそう多くは要しません。ハードウェアは安価で、インフラ部分のソフトウェアの多くがオープンソースで無料です。そして何より情熱・気持ちは、お金には変えられないものです。

だから、自分の手の中にあるお金でできることを始めましょう。よく考えて、何が根本的な部分で、何がいらないのか決めましょう。10人集めてやることよりも、3人集まれば何ができるかを考えましょう。100万円かけず、1万円あれば何ができるかを考えましょう。6ヶ月かけず、3ヶ月で何ができるかを考えましょう。仕事をやりながらも、本当に作りたいアプリケーションを自由時間で作るには、どうすればよいでしょうか?

限界から創造は生まれる 限りある資源でプロジェクトを始めた場合、より早い段階により厳しい限界の壁にぶち当たるでしょう。そしてそれがチャンスです。限界はイノベーションに転化します。

限界によって、あなたはより早い段階でアイディアを出すことになります。これがもう1つの利点です。スタートから1~2ヵ月後、あなたはそのアイディアでうまくやっていけるかどうかが分かるはずです。もし、いけそうならば、外からお金を集めなくとも、自分で続けていくことができます。ただアイディアがいまひとつなら、振り出しにもどりましょう。少なくとも数ヵ月後(数年後)ではなく今、方向転換ができ、簡単に手を引くことができます。投資家がいったん加わると、見限ったプロジェクトもなかなか手が引けなくなります。

もし、目先の利益のためにソフトウェアを作ると、作品自体にそれは現れます。すぐリターンが戻ってくることなど、そうそうないのが真実です。なので、あなた、そしてあなたのクライアントが長い間受け入れられる質の高いツールを作ることが重要です。

簡単に言えば、他人のカネでやっても、自分のビジネスに全力は注げないでしょう。ということだ。自分のカネでやるからこそ、どうやってお金を使おうか必死になって考えられる。まさに、上記の"限界から想像は生まれる" である。

彼ら(VC)の誘いや勢いに騙されてはいけない。

本当に見るべきものを見失うな

私たちが見なければならないのは、"顧客"だ。それなのに外部の資本を受け入れると、自分たちの顧客を満足させるために作る、という目的ではなく、投資家を満足させるために作るという目的に変わってしまう。目先の利益にとらわれ、自分たちの当初思い描いたビジョンは実現困難になる。

VCにはアドバイザーと呼ばれる、業界で成功した人たちを集めてスタートアップにアドバイスしてくれる制度もある。私も当初はこれに魅力を感じていたが、果たして自分のやろうとしているビジネスにおいて、彼らのアドバイスは役に立つものなのだろうか? アドバイザーだからそのアドバイスは聞けばやんなきゃいけなくなる雰囲気が出るが、今やらなきゃいけないのは本当にそれなのか。アドバイスというのは実際の見込み顧客から聞く方がよっぽどよい。

ビジョンに共感するメンバーだけを集める

ビジョンに共感する人だけを集めよう。ビジョンに共感できない人は面倒なことをしたがらなくなる。自分は自分の仕事という枠組みを作ってしまい、会社のためには働かなくなる。

やみくもにメンバーを増やすのも厳禁だ。エンジニアの人数を増やせば効率が上がると考えては大間違い。実際は教育コストであったりコードレビューなどのチェックであったりで余計に時間が取られる。実際はもっと人数が少ない方が良かったということがよく起こる。

人月っていう単位は本当に嫌い。1ヶ月50人でやればできるなんて、そんなの適当すぎる。優秀な3人とダメな50人は変わらない。エンジニアをひとくくりにしてはいけない。

小数で大企業に勝負しよう。それでも勝てる要素があるからこそ、ITの世界は面白いのだ。

何かに秀でていること

人を集めるなら、何かに秀でた能力を持とう。それが技術でもデザインでも企画でも情熱でも経験でもいい。何かしら他の人より秀でている武器がないと、仲間はその人が本当に必要かどうか疑うようになる。そういう雰囲気が出てきたらチームは崩壊に向かい始める。

自分はこの分野をがんばっている。彼もこの分野を頑張っている。だからこそ成功できるんだ。と信じることのできるメンバー。そんな環境で仕事ができたら、誰もが仕事が楽しいと思うだろう?

まず始めるあなたが、アイディアだけではない何かを持っていないといけない。そうでなければ、絶対にビジネスはうまくいかないだろう。