読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

エンジニアの生存戦略について考える

ども、@kimihom です。

エンジニアとしてやっていくと決めた時、意識していかなければいけないことはどんなことだろう?技術力はもちろん必要だけど、それを証明できるものを持っていないといけない。あなたがどれだけ技術があるのかを他人に示さなければならないからだ。エンジニアとして生存していくための戦略について考察する。

f:id:cevid_cpp:20170219222525j:plain

あなたなりのアウトプットを持とう

一昔前の考え方であれば、「資格」がこれに相当した。相応の資格を持っていれば、そのスキルを持っていると対外的に証明できるから、仕事に困ることはない。今でもそのような資格ベースで仕事の裁量が決まる業界は多いことだろう。

しかし、テクノロジーの世界ではそれは一つの参考程度に過ぎず、"めんどくさいお勉強がちょっとできる"程度にしか思われない傾向がある。特に技術の進歩は早いので、数年前に取った資格が、もはや必要のないものだったり、そもそもその技術が企業で使われなかったりすることも多い。テクノロジーの世界で資格が重宝されるのは、エンタープライズやお堅い仕事向けの場合に限るだろう。

私は、エンジニアはもっと自由で色々なものを作れて、理想を追い求め続けられる素晴らしい仕事だと思っている。エンジニアはプログラミングをただ単に仕事としてのツールとして持つのではなく、自分の追い求める理想を実現するためのツールだと考えるべきである。そのアウトプットとして出てきたものってのは、間違いなくどこの会社でも欲しがられる貴重なエンジニアとしてのアピールポイントとなるだろう。

それを証明するために一番手軽なのは、自分の作ったサービスやライブラリを持つってことだ。ただし、サービスの場合は自分が担当していないところも多かったりするから、端から見るとあなたはそれにちょっとだけ加わっただけの人間かもしれないと疑われる可能性もなくはない。ライブラリ、とりわけオープンソースの世界でも一回プルリクがマージされただけでコントリビュータですなんて言われた日にはたまったもんじゃない。

しかし、こういうのはちょっと面接で深掘りして聞けばすぐにわかることだから、気にする必要はない。あなたは技術に没頭してきた分だけ、そのことについて深く語ることができる。Aの資格を持っていますとかいうよりよっぽど素敵なことなのだ。なぜなら、あなたは実際に行動し、人に役に立つものを作れるというのを証明できたからである。

ただ不幸なことに、それを評価できる人間が少ないってのがある。そんな評価すらできない企業に入る価値はないっていう意見もあると思うんだけど、それを正しく評価できるガチエンジニアが面接に来てくれるかって言ったらそういうわけでもないので難しいところがある。だから、誰もが「この人は腕利きのエンジニアだ」と思われるような何かを持つってのは重要だと考えている。

そこで私が重要視しているのがアウトプット、つまりこうやって記事を書いたり、イベントに登壇したりすると言った活動だ。ブログでそれなりに読者がいたり、はてブされていたりすれば、誰だってその人が世の中に必要とされている記事を書いている人だということは認識できる。同様に、どこかに登壇したという話があれば、そのコミュニティで必要な存在であるという認識を与えることができる。私も登壇履歴として、その経緯を毎回まとめるようにしている。

ただ単に Twitter や Facebook で記事のコメントをしている程度ではいけない。あなたから生み出した、本当のコンテンツを世の中に提供しなければ、流れに乗っかっているだけの存在程度でしか認知されることはない。

とりわけエンジニアってのはそういう文章を書くだとか、どこかで発表するだとかは苦手な傾向が強い。でもこれは色を濃くして言いたいんだけど、慣れの問題である。最初 自分にあえてプレッシャーをかけてブログを書き続けるようにしたり、思い切って登壇募集のイベントに申し込んでみたりするだけでいいのだ。それで次第といいものがアウトプットできるようになると、ブログ記事経由で面白い話が舞い込んで来たり、発表経由でより大きなイベントに出させてくれたりするものなのだ。やがて、それがあなたのステータスとしていつまでも残り続けることになる。

アウトプットを持った先に待っているもの

それは本当の意味での自由だ。あなたがどんな状況だろうと、あなたを必要とする企業は必ずいる。あなたが世の中に必要とされたエンジニアであることを誰がみても明らかな状況を作っているので、職探しに困ることはない。

だからこそ、いつだって思い切って何かをチャレンジしたり、休養をとって世界一周したり、時には企業のエンジニアとして腕を振るったりすることができる。そんな “自分の意思” で生まれた行動によって、また素晴らしいアウトプットが生まれ、多くの人に必要とされるコードや記事を書き続けることができるのだ。これがエンジニアのゴールデンサイクルである。

“企業に所属したエンジニア” をアピールすることはできても、"個としてのエンジニア" をしっかりとアピール/ブランディングできている人はまだまだ少ない。だからこそ、毎回どこかの記事に上がってくるような人が固定化されているのだ。あなたにも必ずチャンスはある。

そこに年齢の言い訳は必要ない。あの有名なエンジニアは何歳だと思っている?一度ブランディングに成功し、色々な人からエンジニアとして認められたなら、年齢なんて関係ないのだ。しかし、あなたが無名でアウトプットのないエンジニアであれば、年齢は言い訳になってきてしまう。この違いをしっかりと認識しておこう。

初めて会った人に対して、「〜社のAさんなんですね。」と言われるのではなく、「Aさんって〜社にいたんですね。」と言われるようになろう。それこそが会社という枠組みに縛られないエンジニアの条件である。

エンジニアとしての生存戦略として、ぜひアウトプットを意識してみてはいかがだろうか。私もその途中ではあるが、いつかどこかで、発表の場などで会えたら嬉しいな、そう思っている次第である。

あなたの躍進を心待ちにしている。