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サービス開発を成功させるまでの歩み

少数精鋭チームでサービス開発を続けるためのヒント

ども、@kimihom です。

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最近は色々な企業がサービス開発は少人数でやる方がいいことに気付き始めて実践しているように見受けられる。もちろん、最初の 0->1 フェーズでは設計して開発するだけなので誰でも少人数で開発していけるだろう。しかし問題はその後でサービスを公開してユーザーが増えてきたときに人が足りないみたいな状況になってしまってどんどん人を増やしてしまうケースが見受けられる。本記事では少数精鋭チームで開発を続けられるようにするためのヒントを記していく。

問い合わせを減らそう

サービス公開してユーザーがどんどん増えてきたときに、問い合わせがそれに比例して増えていくようでは、当然のことだけど運営側も人が必要になってくる。問い合わせ、つまりユーザーが疑問に思ってしまう点をいかに減らしていくかが少数精鋭を続けるために重要な点となる。

そのためには、ユーザーを悩ませないサービスを目指していけば良い。使えば誰でもわかるサービスだ。少数精鋭だからこそ、サービスに最も必要な機能だけに重点を絞り、そのほかのあったらいいな程度の機能はあえて実装/提供しない。こうすれば、ユーザーはどうすればいいのか迷うことがなくなり、最終的に問い合わせそのものを減らすことができる。

私がこの話で例をよく出すのが appear.in というサービスだ。このサービスは話したい相手と URL を共有するだけでビデオ通話ができてしまうサービスである。ビデオ通話だけできるサービスなので、ユーザーは一切迷うことがないし、"誰かとビデオ通話したい" = appear.in というユーザーの意識の紐付けが簡単にできるため、再び気軽に使える強力なフックがある。appear.in で使い方がわからない っていう問い合わせはまず来ないだろう。そうして appear.in はサービスにおいて最も大切な通話品質を高めることに注力することができるのだ。

誰も悩まないレベルのサービスを提供できれば、問い合わせは劇的に下がり、少数精鋭を保ち続けることができるのである。 上記のために間違ってもわざとメールや電話の問い合わせ窓口をわかりづらくさせるみたいなバッドノウハウを実践しないようにして欲しい。

単純な手作業を全て自動化しよう

普段の仕事の中で、単純な手作業で入力している項目がないか?こうした時間は無駄以外の何物でもない。単に仕事をしている気になっているだけだ。こういう作業こそコンピュータの得意な分野なのに、それを活用しないってのはあまりにも勿体無い。

ここで必要になってくるのはやはり一定のプログラミングの知識だと思う。何かがあったら自動でプログラムが動いて手作業を自動化させる。毎日5分くらいの作業だからとか言って単純作業を許容してみるとしよう。それは 1年経てば営業日を300日だとすると1500分(25時間)を無駄にしている。そういう作業がどんどん増えていってしまうと、やがて人が必要になってしまうのである。

だからこそ、エンジニアでなくても業務の効率化を身につけている人はエクセルのマクロを勉強したりするし、サービスの自動化の仕組みを学んだりするようになる。それは少数精鋭でやる上ではとても大事な意識づけだと思う。

余計な仕事を増やさない工夫をしよう

サービス開発に関わること以外は、できる限り少なくすることが大切だ。仕事においてどうしても時間をかけてやらないことがあった場合には、それらを外の人に手伝って(外注して)やってもらう方法を検討しよう。そこでサービスの良し悪しは変わるものではないので、時間をお金で解決するってのは大事な考え方だと思う。これを勘違いしてサービス開発の根幹である開発やデザインを外注するってのは当然ながら NG だ。

また、余計な仕事を増やさないようにするために、サービスのターゲットとなる顧客だけを相手にしていく努力も必要だ。ターゲットでない人がサービスを使ってしまうと、その時点で "~はできないですか?" といった問い合わせが増えるし、その検討や対応に時間を取られることになる。少数精鋭チームであれば、百万ユーザーなんて必要なく、数百 ~ 数千の顧客を相手にすれば十分にうまくやっていくことができる。そんな理想な顧客とだけ相手にしてサービスをどんどん良くしていくってのこそ、少数精鋭チームでのサービス運営の醍醐味である。

終わりに

今回は少数精鋭チームを続けるために必要な考え方について記した。

来月、"自己資本主体で少数精鋭チームでサービスを成長させるには" ってテーマでイベントをやる予定だ。本記事で書かれたこと以上に有益な情報が共有されるはずなので、残り席少ないけども興味があれば参加いただけると幸いだ。

selfree.connpass.com

少数精鋭チームで最高のサービスがどんどん出ていくと、それぞれの顧客にとって"最適な"サービスを選べるようになり、みんなが幸せになれるはずだ。