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塾講師で教えるべきたった一つのこと

塾講師を3年間やっている。最近就職活動を終えてみて、子供のころに教えるべきことはたった一つのことなんじゃないかと思ったので、それについてちょいと語ってみたい。
今は月曜日と土曜日に中1、中2の数学を教えている。月曜日のほうは優秀な生徒なので、中2になったばかりの生徒に中2の秋ごろの内容を既に教えていたりする。月曜のほうは確かに成績を上げなければならないというプレッシャーがあるので、「数学」を教えなければならないのは致し方ない。だが土曜日に教えているのは勉強はもちろんあるが、それよりも大事なことを教えている。



子供のころに何を知るべきか。 それは、「自分のなりたいものを明確に持つ」ということに尽きると考える。だから俺は土曜日の生徒にはしばしばなりたいものは何かを聞く。彼らはまだまだ仕事に対しての知識はほとんどないので、「特にない」としか言えない。だから俺は生徒にもっと仕事について知ってもらおうと勉強以上に色々と教えている。
なぜか? これが本当に重要なのだと就職活動で身を持って感じたことだからだ。俺は高校の頃になりたいものを見つけて、それに向かって努力できた。だからそれになるための勉強が苦にはならなかった。勉強をする理由が見えてきたから勉強が楽しかった。そんな生活を送れば、例え学歴が低くても全く構わないと思ってる。就職活動にだって説得力が出るから他の就活生よりは素晴らしい面接ができたり、それでダメだったとしても自分からアクションを起こすことだってできる。目的意識を持った行動はやらされている行動の何倍も強い。
自分のなりたいものを持つために、子どもにはもっともっと色々な経験をさせてあげるのが親の役目だろう。そういった経験でいつかなりたいものを見つけた時、その子供の人生は幸福となる。


てか学校はもっと仕事に対しての授業を積極的に取り入れるべきだろ。勉強だけ教えてるから大学でニートみたいのが出てくるんでしょ。中高の頃からなりたいものを見つけさせてその目的にあった大学を選べば勉強がつまらないなんて絶対思わないはずだ。