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社会人の始まり。それは期待と不安。酒飲みで思うこと

今後に対しての期待と不安が入り混じっている今。
正直入社直後の自分を考えると不安の方が大きくなったかも。内定者のみんなはかつての高校時代を思い出させるかのような雰囲気だ。とりあえずみんなは飲み飲みしか言わなくて、俺はちょっと心が狭くなってる。飲み会というか酒自体がそんなに好きでない俺は、もちろんその飲み集団とは気が合わない。俺が話しかけても、その人はすぐ自分の飲み仲間のところへ行く。大きな集団に入るのに必死だから。うむ、これは高校時代となんら変わらない状態。
でもそんな中でも気が合う人は少なかったけど何人かいて、楽しく話すことはできたので、そうした意味では一安心している。少ない人と話した方が、その人のことを知れるし親密な仲になれるから俺はこれを大切にしていきたい。
とはいえこうした知り合いができたのに不安が残っているのは、やはりかつての高校時代の辛い経験と重ね合わせてしまっているからだろう。これを克服するのはちょっと厳しいかもしれない。


数少ない話した人の中で、俺の思う内定者像に合致した人をようやく一人見つけた。あぁ、今まで何人か話してきてようやく見つけた一人目の人だ。まだ話したことのある人が少ないというのが最大の理由かもしれないが・・。初めて出会った時、彼はものすごいツンツンしてた。話しにくいなぁと心の中ではそう思ってた。 でも彼の話を聴いてみると、彼のキャリアプランがものすごいしっかりしていて、自分の将来をしっかりと見据えた想いを持っている人だった。決して飲み会に対する思いではない。笑
その彼はアメリカに9年間滞在していたそうだ。 大学もあの名の知れた大学である。営業に行くそうで、とりあえず今は「人とのつながり」で勝負すると彼は言っていたな。 俺は技術で勝負すると言った。もちろんその前に英語が必要だが。
たまたま帰り際にまたその人に会った。彼はさっそく色んな人と話してみて物色しているようだった。俺は
「色々な人と出会ってみて、どうでした?」と聞く。すると
「全然ダメだね」
と彼は言った。 なんかちょっと嬉しかった。今思えばその上から目線の言葉遣いも気にならなかった。
彼と握手して連絡先も交換した。まぁたぶんしばらくは別々に行動するだろうけど、いつか彼と仕事を一緒にできたらいいなーという浅はかな思いを持って帰宅した。


期待に満ちていることもある。 英語での式典、乾杯の音頭。 俺はすごい会社に入るんだ、って思えた。 だからすごいワクワクするし、やってやろうという気持ちになれた。 俺がこのフィールドで活躍するには英語が必要だ・・。 やるしかない。


最後に「ラッセル幸福論」で以下の節を引用させて頂こう。


酒を飲むことは、一時的な自殺にほかならない。
いかなる形においてでも、陶酔を求める人間は、
忘却以外の希望はすべて投げ捨ててしまっている。
p22
酒の飲めない人間の小言でした。
俺もこういった考えを改め直す必要があるのかもしれない。
さてと、高校時代のタイムマシーンに乗りこむ準備をしておこう。