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個人開発に関するテックブログ

会社を立ち上げるときに読むべき本とは

やっぱ技術の本以外も読むべきだね。
心からそう思わせてくれたこの一冊。是非紹介したい。


もはや自分はこの本の主人公なんじゃないかっていうくらい、その登場人物の状況とマッチしていた。サラという女性。
彼女の起業をした経緯が、これから自分がしようと思っていたこととあまりに似ていた。
そしてその思いで会社を立ち上げたら、どういった運命が待っているかが鮮明に映し出されていた。



簡単に言うと、自分は生粋の「職人」タイプだ。
自分の持つ技術さえあれば、一人でも生きていけると信じていた。まぁフリーランスみたいなのでね。
だからこそ今の自分に必要なのはテクノロジー。それしか頭になかった。そう、それがすべて間違っていた。


この本を読んで、自分はもう一度就活の時のように自分を見つめなおす時間を取らないといけない。それくらい次のチャレンジは自分の生活が劇的に変わる。
いつまでも技術ばかりに固執しちゃだめだ。もちろんこの経験は知っておかないと、他の人に任せることもできないから、技術を持っていることはいわば最低条件。そっから次のステップに自分はいかなければならない。

詳しくは本書を読んでいただきたい。技術だけで自分の会社を起こそうと勘違いしている人は全員読むべき。それほどこの本は自分にとって価値のあるものだった。
他の本は読む必要はないと思う。まずはこの本に書かれていることすべてに対し、自分なりの「答え」を導き出し、一緒にやろうとしている人の合意がとれるようなものを作り上げる必要がある。むしろ、それさえできればいいスタートダッシュが切れるんじゃないかと信じている。
まずは、「自分の人生において、どんな状態が人生で一番の理想・幸せなのか」を考える。すべてはそっからだ。自分の描く人生のすべてがうまくいったとき、自分はどういう姿なのか?
この本を読むがない方も、このことについて一緒に考えてみようではないか。