ボクココ

個人開発に関するテックブログ

エンジニアの副収入を得る方法の選択肢

ども、@kimihom です。

f:id:cevid_cpp:20151109120202j:plain

せっかく技術を持っているエンジニアたるもの、その技術を使って何か副収入を得られるようなものを作れたら何といいことだろう。誰にも指図を受けず、自分の作りたいものを作って、それがお金に換わる。そんな夢を目指して試行錯誤していることかと思う。かくいう私も何かしらの副収入って意味でいろいろとトライした経験がある。そんなわけで私が実際に試したそれぞれの方法と結果について記してみよう。

アプリを作る

真っ先に思いつくのはこれだよね。iPhone/Android アプリを作って一発を狙う作戦だ。アプリ開発の経験があるのなら、100万DL くらいされれば広告収入だけでも最低限の生活費は稼げるくらいにはできる。アプリ市場は満杯だと思ってあきらめる必要はない。それと同じくらい人々は個々のアプリを「飽きる」からである。何か新鮮味のあるアプリを作り、人々の心を捉え、拡散できる仕組みを作れば不可能なことではない。

実際のところ、私はアプリ開発が最も副収入としてうまくいっている。大した額ではないが、趣味で作ったレベルで小銭が入ってくるのなら有難いことこの上ない。アプリ開発は、自分のスキルの腕磨きの場として、ある時は仕事で使う新テクノロジーの実験の場として多いに役立つ。

個人でアプリ開発をするのなら、3つのことに気をつけよう。

一つは拡散できるコンテンツを徹底的に考えること。拡散できるコンテンツを用意すれば、ユーザーは Twitter や Facebook でシェアをしてくれる。そのシェアが新しいユーザーを勝手に呼んでくれて、広告費を一切かけずともユーザーを獲得できる。何かアプリで達成感を味わえるような何かは拡散してもらいやすい。まぁそもそも拡散したくなるようないいアプリを作ることは大前提だけども。

二つ目に、定期的に使いたくなるアプリを作ることだ。副収入ってことはクレカ取引とかするようなサービスは作りにくい(クレカ審査で法人登録が必要)。なので広告収入に頼ることになる。てなるといかにユーザーがアプリを開き続けて、その広告を見てくれるかが大事になってくる。1回開いて楽しめば終わり、というアプリや、月に一回くらいしか開く場面が想定できないようなアプリはうまくいかない。"〜する時にこのアプリを開く" という何かしらの理由付けが出来るアプリこそがあなたが作るべきアプリだ。

そして最後に、検索ワードを考えよう。これは1つ目の拡散に近いものがあるけど、たいていのユーザーは AppStore や GooglePlay で何かしらのワードを検索してそれを入れる。当然のことながら上位に来れば来るほど、レビューが高ければ高いほどダウンロードの確率は高まる。ただし、ありきたりなワードでは当然検索にすら引っかからないので、ニッチなワードを徹底的に考えてアプリ検索の最適化を行おう。

以上3つのことを満たしたアプリが一人で作れたら、なかなかいけてる副収入になることだろう。

ブログを書く

次に思いつくのはやはりブログだろう。純粋に自分の勉強したことをブログに書いて、読者が増えて広告収入が入れば良いことづくしである。これはアプリには敵わないし、ある程度上限も決まってるけども、ちゃんと続ければ確実に効果があると言える。

ではブログを書く上で注意すべき点を挙げてみよう。

1つ目に必ず更新を続けることだ。エンジニアが書くブログってのは大抵3年も経てば古臭くで誰も読まない価値のないコンテンツになりがちだ。だから常に最新を追ってそれを試し、ブログに細かくまとめていくことが大事だ。新技術の概要をざっくりと知りたい時に、基本的な内容を知るために検索をする人が母数としては圧倒的に多い。スペシャリスト向けはブログで稼ぎたいのならやるべきではない。

2つ目に収入を目的にしないことが大切だ。いきなり収入目的でブログを書くと、1年経っても100円にも満たないのはザラにあるので絶対続かない。それ以外のブログを書き続けられるモチベーションを持とう。私は人に何かを教えるのが好きなので、今読んで頂いているあなたに「教える」ということを意識することで続けることができている。

私の場合は継続して記事を書き続けてそれなりに読者が増えたとはいえ、収入という意味ではアプリの10分の1くらいだ。ブログを書くってのはその程度と思ったほうがいいだろう。

CtoC 系サービスを活用する

最近流行りの CtoC でプログラミングや設計の相談に乗ってあげて収入を得ることができる。または 外出中に Airbnb で部屋を提供することもできるだろう。新しい働き方として今とても注目されている方法だ。

CtoC 系サービスを幾つか利用している身としては、サービスによってはとても良いものだったりするのでまずは試しに使ってみるということが大事だ。それで自分に合わなかったら使わない。クソなCtoCサービスは退会しても迷惑メールを送ったりしてくるけども、最悪でもその程度なので試してみる価値はある。

ただしほとんどの場合は何かのついでというよりかは、そのために時間を割く必要が出てくるのでパフォーマンス的には劣るものがある。その分ちゃんと顧客に価値を提供できれば定期的に確実に収入を得られる方法になりうるだろう。基本的にはどのCtoCもレビューの仕組みがあるので、いいレビューをキープし続けるための努力を惜しまないことが大事だ。

何か自分の中で「もったいない」と思えるリソースを持っていて、それを提供できそうなCtoCサービスがないか探してみよう。意外と見つかるものだ。

終わりに

今回はとてもオーソドックスな3つの方法について掲示した。どれもこれも大切なのは「信じて続ける」ってこと。そうしないと評判を生み出せないので、違うことに浮気するといつまでたっても探し続けるような感じになってしまうだろう。

副収入を得るってことは社会的にも勉強になるし、実際の仕事にも活きてくる。自分に合った方法で頑張ってみていただきたい。