ボクココ

サービス開発を成功させるまでの歩み

初めて給料が出た日

ども、@kimihom です。

私の会社は外部から一切資本を受け入れず、また借り入れも一切しない経営(ブートストラップと呼ぶ)をし続けてきている。さらに受託開発を一切せず、自社のクラウドサービスにフォーカスし、ひたすらサービスの改善とサポートを続けてきた。

そして2017年1月10日の今日、初めて給料が出た。起業してから2年9ヶ月目での出来事である。

顧客が自社サービスを使ってくれて、支払っていただいたお金がそのまま給料として得られるようになったというのは、私にとってかけがえのないことだ。給料が出る状態になったということで、もはや新規顧客獲得を意識する必要はなくなった。サービスを使っていただいている顧客が満足して使い続けていただけるようなサービスを提供し続けることだけにフォーカスすることができる。"第三者" からとやかく言われることなく、自分たちと顧客の幸せだけ に力を注げる状態になった。これは自己資本でサービスを運営しないと達することのできない領域だと思っている。

会社としては、引き続き「愛される企業を増やす」というミッションによりフォーカスをしてサービス運営を続けていく次第だ。

ちなみに(初)給料は親にほとんど渡した。今までお世話になったし、"本当の給料" を出せるようになったということの感謝の意味も込めて。

SaaS ブートストラップ

自分の作ったサービスだけで食べていけるようにいきたい。私は5年以上も前からそう思っていた。どこかの誰かが稼いできてくれた or 出資してくれたお金を給料としてもらう状態を嫌がり、自分の作ったサービスで顧客が満足して支払って頂いたお金で生活したいと思っていた。

良いものを作れば、顧客はそれに満足してお金を払ってくれる。そんなシンプルな関係を目指した。そのためには、当然顧客に満足してもらうツールを作らなければならないし、何より自分たちが満足できるツールでなければならなかった。2年9ヶ月の間、自分の貯金を切り崩しながらでも自分の理想だけを追い続けたサービス開発の日々だった。

自己資本だけで SaaS サービスを軌道に乗せることはできるとここに証明しよう。私たち(3人)の場合はサービスのローンチから紆余曲折を経て1年半かかった(そのさらに1年ほど前に個人で他のサービスをローンチしていて、それはクローズした。計2年9ヶ月)。これは他の同様の目標を目指す方にとって一つの参考情報になるだろう。

私たちはこれからも自己資本で運営する SaaS ブートストラップとして活動していく次第だ。また、私たちと同じように自己資本で SaaS サービスの開発運営にチャレンジする企業を応援/支援するようなこともしていきたいと考えている。

終わりに

今日は一つの区切りに過ぎないけども、改めて支えてくれた仲間、関連企業の皆さま、そして顧客の皆さまに感謝します。これからもより良いサービスを目指し開発運営を続けていきます。

1月10日 熱海にて